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葉山・御用邸前にある「臨御橋」架け替え着工 プロジェクト始動から8年

臨御橋の前で行われた工事現場説明会

臨御橋の前で行われた工事現場説明会

 葉山町の一色海岸と長者ヶ崎・大浜海岸に架かる臨御橋(りんぎょばし)の橋梁(きょうりょう)補修補強工事が9月25日に着工する。24日に橋の前で行われた工事現場説明会で発表された。

工事を請け負うショーボンド建設横浜支店の石橋秀一支店長があいさつ

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 御用邸前にある臨御橋を、改元を機に架け替え、安全に通行できる橋にするため「架け替えプロジェクト」を始動すると同町が発表したのは2019(平成31)年3月29日。翌4月1日には寄付の受け付けを始めた。

 下山川の最下流に架けられた人道橋で、1968(昭和43)年3月、木造の橋からコンクリート橋に改修されてから58 年が経過し、橋脚、床版、高欄などが劣化している。現在は幅員の一部を規制して供用している。

 当初、目標額を2億円とし寄付金募集を始めたが、コロナ禍の影響もあり、一時期、寄付は伸び悩んだ。2021年1月末の募金総額は9,168万円だったが、募集期間を今年3月まで延長し、6000人ほどから約3億3,500万円の寄付が集まった。

 説明会で山梨崇仁町長は「プロジェクトを始めてから、コロナ禍や物価高騰、これまでにないような自然災害など世相が変わっていく中、公共インフラの維持の重要性を考えさせられる。この臨御橋が平和の象徴として長く長く町民の皆さんを見守ってもらえれば」と期待を寄せた。

 工事を請け負ったショーボンド建設横浜支店(横浜市港北区)の石橋秀一支店長は「皆さんが寄せたこの橋にまつわるエピソードなども読んだ。皆さんが大切にしている景観が残るよう工事を進める」とあいさつした。

 主な工事は、損傷箇所の補修、高欄の取り替え、床版部の打ち替えや橋脚の耐震補強などで、長寿命化を図る。4本の橋脚をコンクリートの壁型にし、擬宝珠(ぎぼし)を新設するなど変わる箇所もある。

 工事は主に渇水期に行う。1期目=2027年5月上旬まで、2期目=2027年9月下旬~2028年5月上旬。工事中もなるべく歩行できる期間を多くするというが、完全通行止めの期間もある。完成予定は2028年5月。

 完成後は維持管理を徹底するため、臨御橋は道路橋ではないが、国交省が道路橋に対して決めた5年ごとの定期点検を行うという。

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