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「逗子アートフェス」開幕 「旅とともだち 平和のはなし」テーマに旅人出展

「旅とともだち 平和のはなし」を企画した佐藤有美さん(写真右)と空間デザインを手がけた小池晶子さん。逗子市民交流センター展示スペースで

「旅とともだち 平和のはなし」を企画した佐藤有美さん(写真右)と空間デザインを手がけた小池晶子さん。逗子市民交流センター展示スペースで

 逗子の文化芸術イベント「逗子アートフェスティバル(以下、ZAF)」が10月3日、市内各所で始まった。

「旅とともだち 平和のはなし」は逗子文化交流センター2階で開催

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 2011(平成23)年、同市が策定した「逗子市文化振興基本計画」の構想をきっかけに、地域の文化団体や関係者が集まり、「芸術祭をつくろう!会議」が開かれた。実行委員会設立に向けた準備が進み、2014(平成26)年、正式にZAFとしてスタート。今年は3年に1度のトリエンナーレとして規模を拡大して開く。

 祝祭や音楽を巡り、旅した国は40カ国以上という執筆、企画などを行う佐藤有美さんはコロナ禍前、実行委員としてもZAFに関わっていた。「旅で出会ったアマゾンやインドのラダックなどで暮らす先住民族の宝物のような言葉を体験的に感じてもらえるような空間を創り、語り合いたいと思い、久しぶりに出展者として参加する」と佐藤さん。

 逗子市民交流センター(逗子市逗子4)2階の展示スペースに、国内外で出会った人々の言葉や写真を展示し、来場者の経験や思いも重ねて広がるインスタレーション。ラグやじゅうたんを敷き、取材先で撮った動画を映し、ちゃぶ台をまん中に対話する旅人の間(ま)を作った。

 「取材の仕事で紹介されたアマゾンの先住民族活動家の女性とはオンラインで話を聞いたのだが、その後、ハンモック船でアマゾン川を下れば現地マナウスに行かれると分かり、実際に会ってきた。彼女の暮らしぶりや金の採掘によって川が汚染される様子などを目にした」と振り返り、「アマゾンは地球の裏側の遠いどこかではなく、彼女の住む場所になり、思いをはせられる場所になった」と佐藤さん。「私も世界の平和を願っている。誰かと知り合い、その場所を心配して思いやること。それが平和へと続くと思う。このつながりを作るために旅をして、伝える活動をしている。そういう話を来場してくれた人たちと共有したい」と呼びかける。

 ゲストを迎えたトーク企画もある。9日18時30分~20時30分=ラダック・ナイト「ラダック ローカル旅 2026夏・報告会」(神ノ川智早さん=写真家)、11日13時~15時=「キャンディ流・平和のつくりかた」(浅葉キャンディ和子さん=ASABA ART SQUARE主宰)。参加費は1,000円(学生・子ども無料)。

 開催時間は9時~21時(最終日は18時まで)。入場無料。10月11日まで(6日は休館)。