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認知症への理解と地域のつながりを目指す「RUN伴三浦半島」 逗子で閉会式

「RUN伴三浦半島」の参加者のゴールを仲間が迎える様子。JR東逗子駅そばの東逗子ふれあい広場で

「RUN伴三浦半島」の参加者のゴールを仲間が迎える様子。JR東逗子駅そばの東逗子ふれあい広場で

 まちづくりイベント「RUN伴(ランとも)三浦半島2026」が10月31日から3日間開催され、最終日の11月3日、ゴールに設定された「東逗子ふれあい広場」(逗子市沼間1)を目指して参加者や応援者らが集まり、閉会式が行われた。

三浦市からの参加者がJR東逗子駅前を通過

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 全国で行われている「RUN伴」は、認知症になっても変わらない暮らしができるまちを目指す「認知症フレンドシップクラブ」(東京都)が2007(平成19)年に創立したまちづくりイベント。認知症の人と接点がなかった地域の住民や企業、商店などが、認知症のある人や家族、医療福祉関係者などと一緒にたすきをつなぎながら走ったり、歩いたり、応援したりして参加する。

 2016(平成28)年に始まった「RUN伴三浦半島」は逗子市、葉山町、横須賀市、三浦市が合同で主催し、今年で11回目。各市町で決めたコースをそれぞれ回り、3日15時を目指して、JR東逗子駅そばの広場に準備したゴールテープをグループごとに切った。

 1回目から参加している認知症当事者の近藤英男さんも妻らと共に広場入り口から歩いてゴールし、笑顔を見せた。

 閉会式では各地区の「つながり大賞」を発表。逗子からは、ポイントとして巡った高齢者施設で一緒に数メートル参加した99歳の入居者、葉山からは、参加するために家族が応援し、リハビリを頑張り、3年連続ゴールした女性が、それぞれ選ばれた。

 葉山の担当者は「事業者や施設の垣根を越えてつながれる。毎年多くの人との出会いが楽しみ」と話し、横須賀の担当者は「今年初めて商店街もコースに取り入れてみた。町の資源とつながる足がかりになったと思う」と手応えを伝えた。

 今年の実行委員長を担った常世田崇さんは「認知症啓発という使命はもちろん、認知症だけでなく、誰もが暮らしやすい町にできたら。走っていると、RUN伴がまだまだ知られていないと感じるが、続けていくことで、つながりができ、興味を持つ市民が増えれば」と期待を込める。