プレスリリース

【非正規社員1,124名に調査】働き続ける理由1位は「通いやすさ」!8割が職場に求める新たな制度とは?

リリース発行企業:株式会社エーピーシーズ(マイナビグループ)

情報提供:

株式会社エーピーシーズ(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:大谷 伸之、マイナビグループ)は、同一の勤務先で3か月以上継続して勤務しているアルバイト・パート・派遣社員の男女を対象に、「アルバイト・パート・派遣社員の働き方と職場に求める条件」に関する調査を行いました。

スポットワークやスキマバイトの広がりによって、アルバイト・パート・派遣社員の働き方は大きく変わりつつあります。
単発で働ける手軽さが注目される一方、同じ職場で継続的に働き続けている人も数多くいます。

そのような中、決まった職場で働き続けている人たちは、こうした新しい働き方をどのように見ているのでしょうか。
そして今の職場に何を求め、何が足りないと感じているのでしょうか。

働き続ける最大の理由は「通いやすさ」!シフトの組みやすさに対する満足度は8割超



はじめに、「現在の勤務先で働き続けている理由」について尋ねたところ、『通いやすい場所にあるから(51.4%)』と回答した方が最も多く、『シフト・勤務日の融通が利くから(48.0%)』『仕事内容が自分に合っているから(32.6%)』となりました。

上位3項目として「通いやすさ」「シフトの柔軟性」「仕事内容の適合」が選ばれたことから、日々の生活サイクルに無理なく組み込める条件が、長期就業のカギを握っていることがうかがえます。

では、現在の勤務先に対する満足度はどの程度なのでしょうか。

「現在の勤務先について、当てはまるもの」を尋ねたところ、項目別で以下のような回答結果になりました。



『満足している』と『やや満足している』の合計が最も高かったのは、「シフト・勤務日の組みやすさ(82.8%)」で、次いで「職場との連絡のとりやすさ(77.8%)」「仕事内容(77.6%)」「職場の人間関係(72.3%)」と続きました。

この結果から、日常的な業務運営やコミュニケーションにおいてストレスを感じにくい環境が整っていることがうかがえます。
一方で、「時給・待遇」に関する満足度は、約6割と他の項目と比較して相対的に低い結果となりました。
働きやすさの面では高く評価しつつも、金銭的な評価に対しては一定の不満や物足りなさを抱えている方がいる様子が読み取れます。

スポットワークの利用経験者は約1割。最大のメリットは「働く日を自分で選べる」こと!
柔軟な働き方が求められる中、スポットワークやスキマバイトといった単発で働けるサービスはどの程度浸透しているのでしょうか。



「スポットワークやスキマバイト(単発・短期の仕事をその都度受けられるサービス)の利用状況」について尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。

『現在も利用している(5.7%)』
『以前利用していたが、現在は利用していない(7.7%)』
『利用したことはないが、どのようなものかは知っている(31.1%)』
『名前を聞いたことがある程度(33.4%)』
『まったく知らなかった(22.1%)』

全体としては「利用したことがない」あるいは「知らない」という未経験層が8割以上を占めており、実際の利用経験者は約1割にとどまりました。
この結果から、単発で働くスポットワークやスキマバイトという形は、継続的に同じ職場で働く層においては、まだ主流の働き方にはなっていないことがうかがえます。
一方で、同じ職場で働き続けている層のなかにも一定数の経験者が存在しており、働き方の選択肢のひとつとして認識され始めている様子も見て取れます。

では、実際に利用している、以前利用したことがある方は、スポットワークやスキマバイトのどのような点にメリットを感じたのでしょうか。

前の質問で『現在も利用している』『以前利用していたが、現在は利用していない』と回答した方に、「スポットワークやスキマバイトを利用してみて感じたこと」について尋ねたところ、『働く日を自分で選べる点がよかった(60.7%)』と回答した方が最も多く、『すぐに給与を受け取れる点がよかった(56.0%)』『面接や登録の手間が少ない点がよかった(42.0%)』となりました。

上位3項目に「働く日を選べる」「すぐに給与を受け取れる」「面接や登録の手間が少ない」といった利便性が集中したことから、手続きの煩わしさを省き、自分の都合に合わせて即座に収入を得られる点が支持されているようです。

実際に利用した方のリアルな声が見えてきましたが、利用経験の有無にかかわらず、全体としてはどのような点に魅力を感じるのでしょうか。



「スポットワークやスキマバイトという働き方に魅力を感じる点」について尋ねたところ、『働く日を自分で選べる(43.1%)』と回答した方が最も多く、『1日だけ試すことができる(42.3%)』『すぐに給与を受け取れる(33.5%)』となりました。

『働く日を自分で選べる』『1日だけ試すことができる』『すぐに給与を受け取れる』が上位に並び、時間的な柔軟性や、報酬がすぐに得られる手軽さが魅力として捉えられていることがわかりました。

それでも決まった職場で働き続けることを選ぶ理由は、「収入が安定しない」から
そのような魅力を感じる一方で、利用をためらう要因はどこにあるのでしょうか。

「スポットワークやスキマバイトで働くことに対する不安や抵抗」について尋ねたところ、『収入が安定しない(38.9%)』と回答した方が最も多く、『仕事を覚え直すのが大変(38.4%)』『職場の雰囲気が事前にわからない(31.9%)』となりました。

「収入面の不安定さ」に加え、毎回新しい職場で「業務を覚え直す負担」や「どのような雰囲気か事前に把握できない」が、スポットワークやスキマバイトに対する主な懸念として挙げられています。
柔軟な働き方ができる反面、生活の基盤となる確実な収入が得られないことや、現場ごとにゼロから人間関係や業務を構築しなければならない精神的・体力的な労力が、利用をためらうハードルになっていると考えられます。

新しい働き方へのハードルが浮き彫りになる中、現在の職場に対して何を重視し、現状はどの程度満たされているのでしょうか。

「勤務先を選ぶ、または働き続けるうえで重視する項目」と「現在満たされていると感じる項目」について尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。



最も差が大きかったのは「時給の高さ(差27.4pt)」で、「職場の人間関係のよさ(差18.4pt)」「勤務先との連絡やシフト・勤務日提出のしやすさ(差12.7pt)」「シフト・勤務日の融通の利きやすさ(差10.8pt)」と続きました。

また、重視度そのものに目を向けると、最も高かったのは「勤務先との連絡やシフト・勤務日提出のしやすさ」で、「時給の高さ」を上回る結果となりました。日々のやり取りにかかる手間の少なさが、賃金水準と同等かそれ以上に、働き続けるうえでの条件として捉えられているようです。

一方、5つの項目の中で唯一、満足度が重視度を上回ったのが「必要な時にすぐ給与を受け取れること(日払い・前払いなど)」でした(重視する方47.2%、満たされていると感じる方56.9%)。

前述のとおり、スポットワークやスキマバイトの利用経験者の56.0%が「すぐに給与を受け取れる点がよかった」と回答しており、全体でも33.5%が「すぐに給与を受け取れる」ことを魅力に挙げています。給与を早く受け取れることは、働き手にとって確かな価値として認識されており、現在の勤務先でも比較的満たされていると受け止められている項目といえます。

それに対して、「時給の高さ」「職場の人間関係のよさ」「勤務先との連絡やシフト・勤務日提出のしやすさ」「シフト・勤務日の融通の利きやすさ」の4項目では、重視する方の割合が満たされていると感じる方の割合を上回りました。働く側が求める条件に、職場環境がまだ追いついていない現状が浮き彫りになっています。

特に、「時給の高さ」における27.4ptという大きなギャップは、物価高騰などの社会的背景もあり、現在の賃金水準に対する物足りなさを反映していると考えられます。

約8割が現在の職場に新たな制度や仕組みの導入を求めていることが判明!
では、具体的な制度や仕組みに対するニーズはどうでしょうか。

「現在の勤務先での制度・仕組みの状況」を尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。



「すでに用意されている」仕組みとしては、「交通費が全額支給される」や「契約書や給与明細がアプリやツールで確認できる」といった基本的な待遇や労務管理に関する項目が上位を占めています。
一方で、「用意されていないが、あったらうれしい」仕組みには、「勤務実績や頑張りに応じてポイントや手当がつく」や「資格取得やスキルアップの支援がある」といった個人の頑張りに対する還元や成長を後押しする制度が多く挙げられました。

今回の結果ではポイント付与やスキルアップ支援へのニーズが目立ちましたが、「給与の前払い・日払い」を含め、これらはいずれも従業員の生活やモチベーションを直接的に支える「福利厚生」として機能するものです。
この結果から、企業側が働く上での基本的なインフラ整備を優先しているのに対し、従業員は日常的なモチベーション向上につながる独自の評価制度や更なる利便性を求めているというギャップがうかがえます。

では、前述の仕組みに対するニーズを全体で捉えると、どの程度の割合になるのでしょうか。



8つの制度・仕組みのうち、ひとつ以上に『用意されていないが、あったらうれしい』と回答した方の割合を集計したところ、約8割が『いずれかの仕組みを求めている(78.7%)』と回答しました。

多くの方が、何らかの新しい制度や仕組みの導入を希望しているという結果から、既存の待遇や環境に対し、さらなる改善を求めていることがうかがえます。

最後に、8つの制度・仕組みのうち、『すでに用意されている』と回答した項目数の分布を見たところ、以下のような回答結果になりました。

『0項目(ひとつも用意されていない)(38.4%)』
『1項目(25.4%)』
『2項目(13.8%)』
『3項目(8.7%)』
『4項目(5.2%)』
『5項目(4.1%)』
『6項目(1.9%)』
『7項目(1.2%)』
『8項目(すべて用意されている)(1.3%)』
・平均 1.50項目/8項目

全体の約6割が、制度や仕組みを『ひとつも導入していない』または『1つのみ導入している』職場で働いているという結果になりました。
従業員の約8割が何らかの仕組みを求めているにもかかわらず、平均導入数が8項目中1.5項目にとどまっている背景には、システム導入のコストや運用体制の構築といった企業側のハードルが存在していると考えられます。

【まとめ】待遇のギャップを埋め、利便性を高めることが定着のカギに
今回の調査で、アルバイト・パート・派遣社員が同じ職場で働き続ける理由として、「通いやすさ」や「シフトの融通」「仕事内容が自分に合っている」などが上位に挙がり、日々の働きやすさが長期就業の基盤になっていることがわかりました。

実際の職場に対する満足度でも「シフトの組みやすさ」は高く評価されていますが、一方で「時給・待遇」については満足度が他の項目より低く、重視する条件と現状のギャップが最も大きいことが浮き彫りになっています。なお、重視度そのものが最も高かったのは「勤務先との連絡やシフト・勤務日提出のしやすさ」であり、日々のやり取りの負担軽減が、働き続けるうえでの重要な条件として位置づけられていることもわかりました。

そのような中、柔軟な働き方であるスポットワークやスキマバイトについて、実際の利用経験者は全体の約1割にとどまりました。
しかし、利用の有無にかかわらず「働く日を自分で選べる」「1日だけ試せる」「すぐに給与を受け取れる」といった利便性には多くの方が魅力を感じているようです。
その反面、「収入が安定しない」「仕事を覚え直すのが大変」「職場の雰囲気がわからない」といった点が主な不安要素として挙げられており、安心できる環境のもとで柔軟に働きたいという心理がうかがえます。

さらに、職場の制度・仕組みに対する要望では、約8割が何らかの新しい仕組みを求めていることが明らかになりました。
具体的には、「実績に応じたポイントや手当」「アプリでの有給休暇申請」「アプリでのシフト・勤務日の提出や変更」が上位に挙がっています。
しかし現実には約6割が制度を『ひとつも導入していない』または『1つのみ導入している』職場で働いており、働き手のニーズに対して企業側の環境整備が追いついていない実態が見えてきました。

総じて、現在の職場に一定の「働きやすさ」や「安定」を感じつつも、スポットワークやスキマバイトに見られるような「柔軟性」や「手続きの手軽さ」、そして自身の頑張りが明確に還元される「評価制度」を望んでいます。
時給などの待遇面におけるギャップを埋める努力に加えて、スマートフォンで完結する連絡ツールの導入や、実績に応じたポイント付与、必要なときにすぐ給与を受け取れる前払い制度など、従業員の多様なニーズに応える独自の福利厚生を整備することが、今後の定着率向上に向けた重要なカギになると考えられます。

【調査結果を詳しく解説するウェビナーを開催します】


本調査の結果をもとに、スタッフが職場に求める仕組みと業種別の傾向を解説するウェビナーを開催いたします。
リリースでお伝えしきれなかったデータについても詳しくご紹介いたします。

【派遣・アルバイト1,124名調査】
スタッフが職場に求める仕組みと業種別の傾向を徹底解説

【日時】2026年11月19日(木)14:00〜14:40
【形式】オンライン(Zoomウェビナー)
【参加費】無料
【定員】100名
【申込締切】2026年11月19日(木)10:00まで
【詳細・お申し込み】https://lp.apseeds.co.jp/webinar261119

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調査概要:「アルバイト・パート・派遣社員の働き方と職場に求める条件」に関する調査
【調査期間】2026年9月28日(月)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,124人
【調査対象】調査回答時に同一の勤務先で3か月以上継続して勤務しているアルバイト・パート・派遣社員の男女と回答したモニター
【調査元】株式会社エーピーシーズ(https://apseeds.co.jp/)
【モニター提供元】サクリサ