ビーガンロープサンダル「BOHONOMAD（ボホノマド）」のポップアップイベントが6月26日・27日、京急逗子・葉山駅海岸口近くのPOPUP EVENT SPACE＆コーヒースタンド「THE BEST KIOSK（ザ・ベスト・キオスク）」（逗子市逗子6）で開催された。

トルコ発のビーガンロープサンダル「BOHONOMAD（ボホノマド）」（提供＝THE BEST KIOSK）

　京急の駅から逗子海岸に向かう途中のビル1階にある同店は、2階に店を構える「SUNDOWNER 東京オムレツ」のオフィスも兼ねるショップ。店内では、ソフトドリンクやビールなどを提供するほか、オリジナルTシャツなどのグッズの販売なども行う。

　同店が展開するポップアップの企画を担当する坪田あさみさんは、女性ファッション誌に約20年、エディターやライターとして関わってきた。アパレル業界やトレンドに詳しいことから、自分が暮らす逗子に合うブランドの紹介に意欲を見せる。「海岸近くの暮らしと良い相性のブランドがある。今回、紹介しているロープサンダルも、都内の百貨店で購入する人と逗子や葉山などの『海街』で購入する人とでは、日常生活への取り入れ方が違うのでは」と話す。

　トルコから発信の「ビーガンロープサンダル」は、「BOHONOMAD」が木の葉とウサギの皮で作られていたサンダルで動物性原料の使用をやめ、強度と耐水性に優れた軽量のポリプロピレンを採用して実用的なロープサンダルとして商品化。製造工程でも有害物質をできるだけ排除し、トルコのムーラ県キョイジェイズに構えた工房で、現地の女性が一足ずつ手作業で製造している。

　「BOHONOMAD」ブランドを展開する「ベネクシー」の営業部長・天川由紀子さんは「逗子は好きでよく来ていることもあり、ここで紹介できることを楽しみにしていた。購入してそのまま履いて、海岸へ行くという人もいる。サンダルを普段使いしていると感じる」と笑顔を見せる。

　坪田さんは「手に取って購入する機会があると、宣伝文句や誰かのコメントだけでイメ―ジしていた思い込みが壊れ、リアルにその商品の価値を知ることができる。今回も近隣の常連さんだけでなく、市外からもたくさん来店してもらった。今後も、ネット上や都内中心のショップでしか手に取れないようなもので逗子や葉山と親和性のある商品を期間限定にはなるが、ここで紹介していきたい。次は7月17日・18日にシルバージュエリーブランドを紹介する予定」と話す。

　営業日や営業時間の情報はインスタグラムで発信する。