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葉山町役場の食堂が刷新へ 地域の資源循環目指す 危険木はテーブルに

葉山町役場1階にある食堂「Hayama FOREST Cafe」

葉山町役場1階にある食堂「Hayama FOREST Cafe」

 葉山町役場内の食堂「Hayama FOREST Cafe (ハヤマ・フォレスト・カフェ)」(葉山町堀内)が9月1日のグランドオープンを前に、8月17日、プレオープンした。

定番メニューは季節の地場野菜を味わえる「役場のカレー」

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 同役場には1999(平成11)年4月1日から主に職員の福利厚生を目的に食堂があった。今年3月31日、経営者の高齢化などが理由で閉店。町は昨年度から庁内の食堂のあり方について検討を続けてきた。ミニコンビニや自販機などの設置も考えたという。

 新たに食堂営業を受託したのは「森のサラダ」(葉山町)。社長の藤本嶺さんは町内で、一般社団法人「葉山の森保全センター(以下HFC))、藤本工務店、杉材で造ったフィットネスジム「&FOREST HAYAMA」を運営している。「地元で仕事をさせてもらっていることもあり、地域活性化に役立てればと手を挙げた。この空間ならば保管していた危険木も生かせると考えた」と話す。

 内装には地域の森林資源を利用。テーブルには道路にはみ出してしまい、倒木の際の危険が予想されるために伐採した木を使った。椅子は町内のアーティストらが製作している。天井と壁沿いのカウンターは群馬県神流町の杉。「私が副塾長を務める大工志塾でつながった町が力を入れている杉。日替わりの弁当もそうだが、これまで地域資源の活用など共に取り組んできた人たちが協力してくれる」と藤本さん。

 日替わり弁当(1,300円)は「葉山マルシェ」「モトパン」「風早橋ガーデングリルカフェ」「アジアン食堂LOM」「3pm.さんじ」「葉山 日影茶屋」が担当。コーヒーは「カフェテーロ葉山」「THE FIVE BEANS」が自家焙煎(ばいせん)したコーヒー(300~500円)を、「HAPP(はっぷ)」がハーブティーや季節の素材を生かした養生茶の茶葉を準備。全て町内の事業者で、多くの店は町がSDGs 達成のために推進している「はやまエシカルアクション」の賛同者。確実に購入したい場合はオンラインで予約できる。

 定番メニューは季節の地場野菜を味わえる「役場のカレー」(700円、大盛=900円)。

 藤本さんは「職員の皆さんにとって気の休める、リラックスできる場所にした。この場所がきっかけで、森、海、人、食、地域がつながり、葉山の魅力が循環すれば」と話す。

 営業時間は8時30分~17時。ランチは11時30分~(なくなり次第終了)。

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