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孤立する若者支援の「アマヤドリ」、キッチンカーでのアウトリーチに挑戦へ

逗子を拠点に活動する「アマヤドリ」代表の菊池操さん

逗子を拠点に活動する「アマヤドリ」代表の菊池操さん

 逗子を拠点に相談支援・行政や病院への同行支援・住居支援・居場所支援などを通して、15歳~29歳の若者をサポートしている公益社団法人「アマヤドリ」(逗子市)が10月、キッチンカーで学校を訪問する支援事業を始める。

「TOMBO(とんぼ)」のロゴをあしらったクラウドファンディングの返礼品

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 2020年に活動をスタートし、相談対応件数は延べ1万件以上という同団体代表の菊池操さんは「現在の日本では18歳以上の若者への支援制度がほとんどなく、相談する場所を見つけられず、孤立する若者が多くいる、孤立していることに気付かない場合も」と話し、SNSやユーチューブなどで発信を続けたり、学校で出張授業をしたりして呼びかけてきたという。

 今年度、神奈川県の「虐待・貧困により孤立しさまざまな困難に直面する学生等へのアウトリーチ支援」事業を受託した。相談員がキッチンカーで大学などに出向き、支援を必要としながらも、まだ出会うことができていない多くの若者に「アマヤドリ」の存在を知ってもらうのが狙い。

 キッチンカーではクレープを無料で渡しながら、相談先ステッカーを添える。「相談するという行動はハードルが高い。いざという時の支援につながれば」と菊池さん。キッチンカー名の「TOMBO(とんぼ)」は雨が降ると、草葉の裏や木の枝などにじっとしがみついて雨宿りする姿から想起。グランドを整備する道具・トンボ(正式名=グランドレーキ)から、福祉と日常の境界線を越えるという意味を込めた。ロゴは逗子在住のアーティスト・花井祐介さんが担当した。

 菊池さんは「2年目以降はキッチンカーを就労の場にもしたい。ただアマヤドリだけで持続させていくことは難しい。この車を本当に必要としている若者の元へ、長く走らせ続けることができれば」と話す。

 同法人は9月11日まで、クラウドファンディングで応援を呼びかけている。

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