株式会社ミクロスソフトウエア(本社:神奈川県川崎市高津区、代表取締役社長:田中 聰)は、在席管理クラウドサービス「ヒアーズミー」(英語名:Here's Me)を全面刷新し、2026年10月1日より新バージョンの提供を開始します。
ヒアーズミーは、組織メンバーの在席状況・行き先・帰社予定をブラウザ上の一画面で共有し、勤怠打刻と安否確認までひとつにまとめたクラウドサービスです。新バージョンでは画面と基盤を一から作り直しました。あわせて Microsoft 365(Outlook)・Google カレンダーとの連携を新たに提供し、カレンダーの予定から在席状況を自動で反映できるようになりました。
料金は1ライセンスあたり月額150円(税抜)の単一プランで、プランによる機能差はありません。初期費用・解約金はなく、30日間の無料トライアルをご利用いただけます。あわせて、決まった時刻に安否の点検を自動で配信し、報告を3年間の記録として残せる追加オプション「定時安否点検」(1ライセンスあたり月額100円・税抜)の提供を開始します。
背景:出社とテレワークが混ざり、「いま誰がどこにいるか」が共有されない
働く場所が分散した組織では、次のような状態が日常的に起きています。
- 電話の取次のたびに、席まで探しに行っている。
在席か外出かが分からず、相手を保留で待たせてしまう。玄関脇の行先掲示板は書かれていないことも多い。
- ホワイトボードは、離れてからでは書けない。
急な外出や直帰は、板の前を離れたあとに決まる。戻らなければ直せない仕組みでは、情報は古くなる。
- 出社とテレワークが混ざり、勤怠の集計が手作業になる。
Excel とチャットに散らばった記録を、月末に突き合わせている。
紙やホワイトボード、座席表への書き込みで運用されてきた在席管理は、その場にいないと確認できないという前提の上に成り立っていました。ヒアーズミーはこれをクラウド化し、PC とスマートフォンのブラウザから本人が更新し、全員が閲覧できるようにします。
設計の方針として、ヒアーズミーは過度な監視ではなく、心地よい透明性によってチームの活気を引き出すことを重視しています。位置情報の取得・送信は利用者本人が操作した瞬間にのみ行い、バックグラウンドでの自動取得や常時追跡は一切行いません。
新しいヒアーズミーの特徴
1. 在席・行き先・帰社予定を、一画面でリアルタイムに共有
在席/離席/会議中/外出/テレワークなどの状態を、スマートフォン・PC のどちらからでもその場で切り替えられます。行き先や帰社予定、直行・直帰、補足メモも添えて共有できます。一覧は部署・グループ・拠点別に切り替えられるため、電話の取次先をすぐに絞り込めます。
オフィスの大型モニタ向けのスクリーン表示(自動巡回)にも対応しています。表示専用の「ディスプレイ専用アカウント」を1つの組織あたり30台まで利用でき、このアカウントはライセンスを消費しません。

2. カレンダーの予定から、在席状況を自動で反映
Microsoft 365(Outlook)と Google カレンダーの自動同期に対応しています。「タイトルに『会議』を含む予定のときは『会議中』にする」といった同期ルールを設定しておくと、予定の時間になった時点で在席状況が自動で切り替わります。会議や外出のたびに手で変更する必要がありません。
連携するかどうかは利用者お一人ずつの操作です。読み取るのは連携されたご本人の当日の予定のみで、予定の作成・変更・削除は行いません。非公開に設定された予定は、判定にも画面表示にも使用しません。Google カレンダー連携は Google の審査(OAuth App Verification)を通過しています。本人や管理者が在席状況を変更した場合は、その操作が自動反映より優先されます。
3. 打刻と在席状況が連動し、勤怠の集計まで完結
始業・終業・休憩の打刻をスマートフォンから記録できます。打刻連携をオンにすると、勤務開始で在席に、勤務終了で帰宅にと、打刻に合わせて在席状況も自動で切り替わるため、勤怠と在席ボードを二重に更新する必要がありません。日付をまたぐ勤務や深夜勤務も、一続きの記録として扱います。
有給・特別休暇・代休・欠勤の登録、組織の休業日・週休パターンの設定(日本の祝日の年度単位での一括インポートを含む)に対応し、勤務時間を期間指定で集計して、給与ソフト向けの勤怠CSVを個人別/全ユーザー一括で出力できます。
4. 安否確認を、同じ仕組みの中で
管理者が全員/拠点/所属を指定して安否確認の依頼を一斉配信すると、利用者は「安否を報告する」ボタンから「無事です」「軽いけが」「支援が必要です」から選ぶだけで報告できます。管理者は状況別の人数と報告待ちの方を一覧で確認できます。災害発生時や避難訓練を想定した位置情報の送信と地図表示、管理者向けの全員位置マップ(安否状況フィルタ付き)も利用できます。
安否確認のために別のサービスを契約し、名簿を二重に管理する必要がありません。
5. 決まった時刻の安否点検と、報告の記録・レポート出力(追加オプション「定時安否点検」)
追加オプション「定時安否点検」では、決まった時刻に安否の点検を自動で配信できます。現場ごとに、対象者・配信する時刻(1日に複数回も可)・曜日・報告の締切を設定できます。締切までに報告のない方がいる場合は、管理者へ人数をお知らせします。一人で勤務する現場や夜間の勤務など、無事を定期的に確かめる必要がある働き方を想定した機能です。
安否の報告は履歴として3年間保存し、期間・拠点・所属・報告の状況で絞り込んで確認できます。絞り込んだ結果は、手元で集計・加工できる CSV と、そのまま提出や保管に使える PDF のレポートとして出力できます。PDF には出力の条件と日時が記載されるため、いつ・どの範囲を出力した記録かが後から分かります。3年を過ぎた記録は自動で削除します。災害時などの緊急の安否確認は標準機能として提供しており、このオプションの契約は必要ありません。
6. 情報システムの専任担当者がいなくても運用できる
サーバーの構築や専用アプリのインストールは不要で、PC・スマートフォン(iOS / Android)のブラウザからそのまま利用できます。ユーザーは CSV から一括登録できます。
セキュリティ面では、認証アプリのワンタイムコードによる二要素認証(2FA)、IPアドレス制限(ワイルドカード/CIDR 表記)、パスワードの連続失敗による自動アカウントロックに、いずれも追加費用なしで対応しています。通信はすべて HTTPS で暗号化し、クレジットカード情報は決済代行(Stripe)が処理するため当社サーバーには保存されません。
従来版からの主なアップデート

料金

ライセンス数は管理コンソールからいつでも変更でき、期間途中の追加分は日割りで次回のご請求に合算されます。
提供概要

従来版をご利用中のお客様について
従来版のヒアーズミーは2026年11月末まで引き続きご利用いただけます。その後、提供を終了して新バージョンへ統合します。これまでにご登録いただいた内容や設定は新バージョンにそのまま引き継がれており、データの移行作業は必要ありません。
新バージョンは https://heresme-app.micros-software.com/ からご利用いただけます。
会社概要

お問い合わせ先
ヒアーズミー お問い合わせ窓口 TEL:0120-03-3964(受付時間:平日 10:00〜17:00)