河野塾(運営:株式会社Stardy)は、第2回共通テスト型KONO模試を受験した高校3年生・既卒生402名を対象に、AI活用に関するアンケートを実施し、AIの使い方・利用頻度と模試の得点の関係を分析しました。
分析の結果、受験生の82.8%が受験勉強にAIを活用し、約半数(47.3%)が「ほぼ毎日」使っている一方、利用頻度による得点率に一貫した差は見られませんでした。
差が見られたのは「使い方」です。自分の解答の確認や添削、ヒントだけもらって自分で解くなど、"アウトプット型"の使い方をしている受験生の得点率は55.8%で、それ以外のAI利用者(51.0%)より約1割高い傾向(差は4.8pt)でした。
河野塾は、AIを単独で使うのではなく、体系的な講義を軸に、疑問をすぐ解消する"伴走者"として活用する「AI伴走型学習」を提唱しています。「AI伴走学習ラボ」では今後も、AI×学習の最適解を探究し、発信していきます。
※アウトプット型の使い方:「答えは見ずに、ヒントだけもらって自分で解く」「練習問題や確認テストを作ってもらう」「自分の解答や考え方が合っているか確認してもらう」「記述・英作文などを添削してもらう」「暗記の確認(一問一答)の相手をしてもらう」のいずれかを選択した受験生です
調査結果サマリー
・受験生の約8割(82.8%)が受験勉強にAIを活用。約半数(47.3%)が「ほぼ毎日」
・使い方の上位は「解き方・解説の説明」(55.3%)、「答えを教えてもらう」(49.5%)、「記述・英作文の添削」(35.4%) アウトプット型の使い方をしている受験生は、AI利用者の5割超(55.3%)。
・得点率は55.8%で、それ以外のAI利用者(51.0%)より約1割高い傾向(差は4.8pt)
【結果1】受験生の8割超(82.8%)がAIを活用、約半数(47.3%)が「ほぼ毎日」利用

受験勉強でAI(ChatGPTなどの生成AI・AI搭載の学習アプリを含む)をどのくらい使っているかを聞いたところ、「ほぼ毎日使っている」が47.3%、「週に数回使っている」が27.1%、「月に数回使っている」が8.5%となり、合わせて8割超(82.8%)が受験勉強にAIを活用していました。「使っていない」は17.2%でした。
学年別に「ほぼ毎日」の割合を見ると、高校3年生が51.0%、既卒生が41.2%でした。受験が近づく高3ほど、日常的にAIを使っている様子がうかがえます。
【結果2】使い方の最多は「解き方・解説の説明」(55.3%)、「添削」は35.4%

AIを使っている受験生に、受験勉強での使い方を聞いたところ(複数回答)、最も多かったのは「解き方・解説をわかりやすく説明してもらう」で5割超(55.3%)でした。次いで「わからない問題の答えを教えてもらう」が約5割(49.5%)、「記述・英作文などを添削してもらう」が35.4%で、この3つが上位でした。
【結果3】利用頻度による得点率の差は、一貫して見られず

AIの利用頻度別に、模試の平均得点率を比べました。「ほぼ毎日」は51.8%、「週に数回」は56.3%、「月に数回」は55.4%、「使っていない」は53.9%でした。
頻度ごとに数字に開きはあるものの、使う回数が多いほど得点率が高い(または低い)という一貫した傾向は見られませんでした。
AIを「どれだけ使うか」だけでは、模試の得点率の差を説明できないことがうかがえます。
【結果4】差が出たのは「使い方」。アウトプット型の受験生は得点率が約1割高い傾向
AIを使っている受験生のうち、「添削」「確認」「ヒントだけ」「練習問題の作成」「一問一答」のいずれかを選んだ受験生をアウトプット型とし(AI利用者の5割超・55.3%)、それ以外のAI利用者と模試の平均得点率を比べました。

アウトプット型の受験生の平均得点率55.8%で、それ以外のAI利用者(51.0%)より約1割高い結果(差は4.8pt)でした。高校3年生・既卒生のどちらで見ても、同じ傾向でした。

使い方の内訳では、「自分の解答や考え方が合っているか確認してもらう」を選んだ受験生が57.9%と、選ばなかった受験生(52.5%)より約1割高く(差は5.4pt)、「記述・英作文などを添削してもらう」を選んだ受験生が57.2%で、選ばなかった受験生(51.7%)より同じように約1割高い結果(差は5.5pt)でした。
AIを使う頻度ではなく、自分で解いたり書いたりしたものをAIに見てもらうなど、アウトプットを起点にした使い方に、得点率との関係が見られました。
※本調査は相関関係を示すもので、AIの使い方と得点の因果関係を示すものではありません。
河野塾 塾長 河野 コメント

「AIは、答えをくれる“先生”ではなく、勉強のそばにいてくれる“伴走者”として使うものだと考えています。自分で解く、書く、確認するといった“アウトプット”の場面でAIを使う受験生の得点率が高かったという結果は、その考え方に通じるものがあります。自分で考えた結果をAIに見てもらうことで、理解が浅いところや書き方のズレに気づけるからです。
河野塾のAI伴走型学習サービス『学習AI -Gent-』を設計する際も、答えを教える“先生”ではなく“伴走者”として活用してもらえるよう、答えをすぐ返さず、問いかけながら自分で考えられることを重視しました。
勉強は、いわば脳の筋トレです。解説を読む前にまず自分の答えを出し、その確認にAIを使う。追い込み期こそ、AIを“伴走者”として活用し、自分の力で解ける範囲を増やしてください。」
AI伴走学習ラボについて
学びの場でも、生成AIを使うことが当たり前になりつつある今、「AI伴走学習ラボ」は、「AIとともに、どう学べば力が伸びるのか」を探究する河野塾のプロジェクトです。受験生の学習実態の調査や、日々の指導で得られた知見、自社のAI学習サービス「学習AI -Gent-」のデータをもとに、AIを「最適な伴走者」にするための使い方と設計を考え、AI時代の学び方を発信していきます。
河野玄斗プロフィール
河野は、東京大学理科III類医学部に現役合格。在学中に司法試験に合格し、医師国家試験にも合格。2022年11月、公認会計士試験に合格。同年、河野塾を開校。「東大医学部の神脳」と呼ばれた東大医学部在学中から教育系YouTuberとして「Stardy -河野玄斗の神授業」をスタート。タレントとしても各メディアに出演。河野のYouTubeは登録者数180万人(2026年8月現在)を誇り、今も自ら学び挑戦する姿に多くの支持を得ています。
Stardy -河野玄斗の神授業:https://www.youtube.com/@Stardy
調査概要
調査名:共通テスト型KONO模試 受験者アンケート(AI活用)
調査対象:第2回共通テスト型KONO模試の受験者のうち、高校3年生・既卒生(回答総数402名)
調査期間:2026年9月19日(土)〜9月27日(日)
調査方法:模試受験後のインターネットによるアンケート(選択式)。アンケート回答と同模試の得点データを組み合わせて分析
調査主体:株式会社Stardy
注記
・得点率は、受験した科目の得点を満点で割った割合の平均です(国語は200点満点で換算、0点の科目は未受験として除外)
・アウトプット型は、「答えは見ずに、ヒントだけもらって自分で解く」「練習問題や確認テストを作ってもらう」「自分の解答や考え方が合っているか確認してもらう」「記述・英作文などを添削してもらう」「暗記の確認(一問一答)の相手をしてもらう」のいずれかを選択した受験生です
・3・4の得点率は、得点を算出できた回答者のみで集計しています
・本調査は相関関係を示すもので、AIの使い方と得点の因果関係を示すものではありません
河野塾について

河野塾は、いくつもの難関試験に挑戦し合格してきた河野玄斗の経験をもとに、受験合格に特化した次世代オンライン学習塾です。特に人気の高い、〈徹底基礎講座シリーズ〉は初学者が難関大合格レベルへ到達できる圧倒的なボリュームと質の両方を兼ね備えており、入塾者9万人以上、満足度93.8%を誇る動画教材です。多くの参考書に頼らずとも、演習から復習まで一つの講座で完結できる教材となっています。河野塾は、今後も河野玄斗をはじめとする講師陣の指導のもと、勉強を頑張る全ての方の学習をサポートします。
河野塾公式サイト:https://x.gd/xR75Xc
株式会社Stardyについて

株式会社Stardyは、「勉強はコスパ最強の遊びだ。」をMissionに、「人の可能性が制限されない世の中にする」をVisionに掲げ、教育事業を展開しています。学ぶ環境や立場に左右されず、一人ひとりが可能性を広げられる社会の実現を目指し、オンライン予備校「河野塾」をはじめとする学習サービスを提供しています。
会社概要
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷一丁目3番9号 ヒューリック渋谷1丁目ビル7階
代表者:代表取締役社長 河野玄斗
設立:2018年8月
事業内容:オンライン予備校「河野塾」の運営、教育サービスの企画・開発
コーポレートサイト:https://stardy.co.jp/