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逗子でアイドルグループ「仮面女子」が防犯・特殊詐欺撲滅キャンペーン

JR逗子駅周辺で特殊詐欺撲滅キャンペーンを行う「仮面女子」。2代目「おおだこポリス」は最後の任務

JR逗子駅周辺で特殊詐欺撲滅キャンペーンを行う「仮面女子」。2代目「おおだこポリス」は最後の任務

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 逗子警察署(逗子市桜山4)が10月14日、アイドルグループ「仮面女子」のメンバー7人を「防犯大使&特殊詐欺撲滅大使」に任命し、子ども安全スクールと特殊詐欺撲滅キャンペーンを行った。

逗子警察署で行われた「仮面女子」メンバーへの防犯大使&特殊詐欺撲滅大使任命式

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「仮面女子」のメンバーは昨年から逗子での春と秋の防犯活動に協力している。

 この日は逗子警察署で、大鈴はるみさん、森下舞桜さん、涼邑芹さん、陽向こはるさんに加え、新たに蒼井乃々愛 さん、小島夕佳さん、坂の上楓さんが防犯大使&特殊詐欺撲滅大使に任命された。加治屋正仁署長は「皆さんの笑顔で市民の防犯意識を高めてほしい」とあいさつした。

 メンバーたちはその後、逗子小学校(逗子市逗子)で1年生を対象に「こども安全スクール」を行った。2代目「おおだこポリス」最後の任務となった大鈴さんらが、4つの約束「おうちのひとにいってきます」「おともだちとあそぼうね」「だまされてついていかない」「こわくなったらおおごえで」の頭文字4つを取った「おおだこポリス4つのおやくそく」を教えた。

 14時からはJR逗子駅周辺で、逗子市防犯連絡協議会などと共同で特殊詐欺撲滅を訴えながらチラシと、マスク、ウエットティッシュ、除菌ジェルのセットを配布した。逗子署生活安全課の山田孝一課長は「年金が入金される15日は特殊詐欺の被害が増えるので、この日に設定して呼びかけるようにしている」と話す。

 今月末で「仮面女子」を卒業するという大鈴さんは「横浜出身なので地元神奈川県でこのような活動ができたことがうれしかった。4歳のめいにも教えているが、町にはいい人ばかりではない、自分の身は自分で守らないといけないよ、と伝えたいと思っておおだこポリスを務めてきた。逗子の皆さんは本当に優しい人が多く、駅前でも話をよく聞いてくれた」と笑顔を見せる。

  「仮面女子」は11月6日、「逗子市民まつり」のステージでも防犯イベントを行う。

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