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逗子の絵本作家がインスタグラム「くまのヨーキィさんの逗子旅」 開設から半年

「ヨーキィさんの逗子旅」撮影中。(左から)絵本作家・おまたたかこさんとグッズプランナー・薮田美和さん

「ヨーキィさんの逗子旅」撮影中。(左から)絵本作家・おまたたかこさんとグッズプランナー・薮田美和さん

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 逗子市在住の絵本作家・おまたたかこさんと、鎌倉市在住のグッズプランナー・薮田美和さんのクリエーティブユニット「Violette Plage(ヴィヨレットプラージュ)」が運営するインスタグラムページ「ヨーキィさんの逗子旅」が開設して半年がたった。

絵本「くまのヨーキィさんとちいさなむら」の主人公、ヨーキィさん

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 おまたさんの絵本「くまのヨーキィさんとちいさなむら」(小学館)の主人公、ヨーキィさんのぬいぐるみをおまたさんが手作りし、逗子の町を旅しながら、店を訪れ、逗子のまちの魅力を紹介している。鮮魚店や書店などで話を聞いたり、呉服店では着物を着せてもらったりした。「飛び込みで撮影をお願いしてもみなさん、快く受けてくださって楽しんでくれる。ヨーキィさんをマッサージしてくれたところも」と薮田さん。

 テディベアで何かクリエイティブな展開をしていきたいと思う二人が2019年にたまたま逗子で出会って始まったユニット。昨年9月3日からスタートし投稿数は73に、フォロワー数は100になる。おまたさんの描く絵本の「ちいさなむら」は約20年、子育てをしながら暮らしている逗子に似ているという。「コロナ禍で頑張っている商店街を少しでも応援したい。商店街に活気があればそこに住む人たちも元気をもらえると思う」とおまたさん。

 3月12日にはヨーキィさんがおまたさん、薮田さんと「ベジタブルチャイニーズ せろりや」、生花店「花一」、「市川青果店」(以上、逗子市逗子1)、パン店「BOULANGERIE E.S.(ブーランジェリー エス)」(逗子市逗子7)を巡った。生花店を始めて40年という「花一」の店長、前澤晟さんは「ヨーキィさん」を抱えながら、笑顔で店の歴史などを話す。「せろりや」と「花一」の旅の様子は17日から27日まで4回に分けて投稿されている。

 「ヨーキィさんを主人公に家族を増やしていきたい。逗子といえばヨーキィさんと言ってもらえるくらいに」とおまたさん。来月は逗子海岸寄りの逗子銀座商店街を旅する予定。

 「Violette Plage」は「逗子旅」のほかに、伊豆の「テディベアミュージアム」新館でおまたさんのジークレー版画と絵本、ステーショナリーの展示販売を始めた。同ミュージアムのオリジナルベア「メロディ」をモデルに描いた。

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