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ガイドブック「葉山の山歩きコース」新版 「山楽会」会員が毎年歩いて確認

「山楽会」の唐岸一郎会長。ガイドブック「葉山の山歩きコース」2026年版を手にして

「山楽会」の唐岸一郎会長。ガイドブック「葉山の山歩きコース」2026年版を手にして

 ガイドブック「葉山の山歩きコース」2026年版の頒布が4月25日、葉山まちづくり協会(葉山町堀内)などで始まった。

「山楽会」メンバーの山歩きの様子(提供=山楽会)

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 制作は「山を知り、山を楽しみ、山を守る」を合言葉に山を歩き、定期的に葉山町とその周辺の山道の調査、整備を行っている市民団体「山楽会(さんがくかい)」。2001(平成13)年に初版を発行して以来改訂を重ね、今回が14版目。頒布総数は約3000冊。

 同町の半分は山林が占め、二子山、仙元山、阿部倉山などハイキング、トレイルラン、マウンテンバイクなどを楽しむために訪れる人も多い。「山楽会」会長の唐岸一郎さんは「この辺りの山には100年以上前からの生活道路や逗子、横須賀に抜ける軍道が残っている。そういう道を勘だけを頼りに歩いて楽しんでいた仲間たちがいた。ある時、20人くらいで道に迷い、地図の必要性を思い知ったのがこのガイドブックの始まりと聞いている」と話す。「当初のクラブ名は『ルート山』だった」とも。

 同書では、仙元山、畠山、森戸川林道など9つのメインコースと分岐コース25を紹介している。地図には分岐点や目印などに番号を振り、一つ一つに説明を記載している。全て会員が歩いて標識や倒木などの情報を確認しているという。

 今年は、コースごとに標高図を追加し、難易度も分かりやすくしたほか、迷いやすいポイントには簡易図を付け、迷わずに歩けるよう工夫を施した。唐岸さんは「『迷いやすいエリアには入らないように』という考え方もあるが、危険がなければ正しい情報を提供してコースから外さないことにしている。山道は人が歩くことで整備されるので…」と説明。

 「古い地図と見比べて、道のないやぶの中を木の枝やササなどをかき分けて進む『やぶ漕(こ)ぎ』をして新しい道を見つけたり、花や鳥などメンバーそれぞれの得意分野を教えてもらったり、まだまだ山歩きの魅力は尽きない」という唐岸さんは「これから初夏には沢歩きがお勧め。入会して一緒に楽しめたら」と呼びかける。

 仕様は、A4サイズ、本文30ページ。巻末付録は、葉山全図、詳細図9枚、カラー地図2枚、歩行時間地図2枚、標識図2枚。価格は1,100円。

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