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逗子のフェスティバルパークで「中庭カフェ」再開 新型コロナウイルス終息祈願も

(左から)神武寺住職の土屋慈恭さんと湘南石鹸の川村耕士さん

(左から)神武寺住職の土屋慈恭さんと湘南石鹸の川村耕士さん

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 春・夏と開催を延期していた屋外イベント「逗子中庭カフェ」が9月27日、逗子文化プラザ交流センター(逗子4)の中庭、フェスティバルパークで開かれる。

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 「湘南石鹸(せっけん)」代表の川村耕士さんが、「逗子の小坪の海の塩を素材にして『湘南海塩石けん』からスタートし、育ててもらった逗子への恩返しも兼ねて、地域でのんびり交流できる場があれば」と昨年立ち上げ、今年も開催予定だった。新型コロナウイルスの影響と会場の芝生の改修工事のため春、夏と延期になった。

 「開催に向け困難もあったが、出店の声掛けをしたら今まで以上の14店舗が集まった。私もそうだが、店舗を持たない事業者は直接、お客さんに会えるイベントを望んでいたと思う。コロナ対策の協力をしっかりお願いしているので安心して足を運んでほしい」と川村さん。

 川村さんの作る半生枠練りせっけんは無香料・低温製造が特徴。肌別、洗い上がり別に素材の組み合わせや分量を変えている。逗子のイベントでのみアウトレット価格で販売している。

 もったいない野菜の瓶詰めソース「ファームキャニング」、摘果ミカンのシロップなどアップサイクル商品の「Mottene」、クラフトコーラの「海山コーラ」など食品販売と、砂絵ワークショップや子どもフェースペイント、ドライフラワーのリースなどが出店する。

 新型コロナウイルス終息祈願札も受け付ける。祈願札は専用のシートで、会場で記入する。神武寺(逗子市沼間2)の住職、土屋慈恭さんの協力により、預かったお札は神武寺の本堂で10月4日におたき上げ祈祷する。希望者がいれば10人ほど参加できる。

 前回は台風被害地へのチャリティーをしたが、今回は、中庭カフェ基金として寄付を募る。一口500円から。地域社会貢献金、子どもたちの育成支援金、災害被災地への義援金、中庭カフェの継続補助金として使いたいという。募金返礼品としてオリジナルエコバッグを準備する。

 川村さんは「こんな時だからこそ、かなえたい夢や思いを札に書いてもらい、皆さんに期待と安心、勇気をもって持ってもらえる機会にしたい。久しぶりに会える人も多いと思うので楽しみにしている。マスクまたはフェースシールドをして来場を」と呼び掛ける。

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