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葉山町民が出演する魅力発信動画、再生1000回超え 「つまんない」から始まるストーリー

(左から)主人公の父親役、石井裕一さん、主人公役の石井菜々美さん、シナリオも担当し、町の職員役で出演した政策課秘書広報係の宮崎愛子さん

(左から)主人公の父親役、石井裕一さん、主人公役の石井菜々美さん、シナリオも担当し、町の職員役で出演した政策課秘書広報係の宮崎愛子さん

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 葉山町が3月6日からホームページで町民が出演する葉山の魅力発信ショートムービー「Hayama days」を公開し、再生回数が1300回を超えた。

 同ムービーは、「動画の力で地域の魅力を伝える」としてパナソニックが主催するイベント「LUMIX MOVIE FESTIVA」に出品した作品。2017年2月、同町は豊かな自然に囲まれ多くの撮影スポットがあることやインスタグラムに力を入れていたことから、パナソニックの写真コミュニティー「LUMIX CLUB PicMate」と、魅力の発信を目的とする事業展開をしていくことで連携・協力協定を締結している。写真をきっかけとしたコミュニケーションを促し、地域活性化につなげている。

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 シナリオは山梨崇仁町長と政策課秘書広報係で約1カ月かけて作成。ストーリーは、イタリアから葉山に越してきた帰国子女が町の景色を撮影する一人の女性に出会い心境が変化していくもの。葉山に物足りなさを感じ「つまんない」というせりふから展開する。

 主人公役の石井菜々美さんは葉山で生まれ育ち、実際は葉山が大好きな高校生。「つまらないというせりふが難しかった。ニュアンスが伝わるかどうか不安で、家族に聞いてもらって練習した。この動画を見た人が葉山に来てみたいと言ってくれたことがうれしかった」と話す。美容院のカットモデルの動画が、担当職員の目に留まって抜てきされた。役作りは初めての経験で、衣装選びも悩んだと言う。

 担当した政策課秘書広報係宮崎愛子さんは「葉山は海の町というイメージが強いが、山の魅力や街並み、住んでいる人の暮らしぶりなどの良さも取り入れて、まず町の皆さんにも共感してもらえるような内容にしたかった。観光客が大勢来ることを目的とした観光振興ではなく、何度も訪れて、いつかは住みたいと思ってくれるような町の良さを広報していきたいと思っている」と話す。

 6分45秒のショートムービーに、町民約15人が出演。宮崎さんは「今までの町の動画は1年間で再生回数が300回くらい。今回は1カ月たたない間に1000回を超えた。葉山に暮らす町民の人の出演で、お金をかけてもできなかった葉山の魅力が伝わると思う」と期待する。

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