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葉山棚田エリアで「地域まるごとホテル@三浦半島」始まる 宿泊は古民家

「葉山棚田エリア」の宿泊施設は古民家を改修した「わたや」。1日1組一棟貸し

「葉山棚田エリア」の宿泊施設は古民家を改修した「わたや」。1日1組一棟貸し

 神奈川県の事業「地域まるごとホテル@三浦半島」の4番目となる「葉山棚田エリア」が7月1日に始まった。

田植えや稲刈り、野菜作りなど農作業体験ができる棚田(6月29日撮影)

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 同事業は三浦半島の各地域が持つ「このまちならでは」の魅力を丸ごと体験できる新しい旅のスタイルとして、これまで横須賀市秋谷や三崎港で始まった。宿泊、食事、買い物、体験を地域一体となって提案し、歴史、文化、産業など地域固有の魅力を生かした活かしたストーリー性のあるパッケージプランの創出を目指している。

 葉山町上山口に残る棚田を中心とする「葉山棚田エリア」の運営者は、山中の約600平方メートルの土地と築80年余りの古民家を受け継いだ沖本裕一郎さん(都内在住)。放置され荒れたままだった山を整備し、古民家を宿泊施設「わたや」(上山口)に改修した。瓦屋根や太い梁(はり)、柱、廊下、ガラス戸などが残され、昭和時代の面影を感じさせる。一方、水回りは一新し、電化製品を完備する。

 全国の地域の課題を解決する取り組みをに携わっている沖本さん。「10年ほど前、真名瀬の海に引かれ、葉山を訪れるようになり、棚田を通して地域の食や文化などを引き継いでいこうと活動する人たちに出会った」と話す。「葉山は首都圏から近く、自然はもちろん、人の資源が魅力的。歴史も文化もつないで残せたら」とも。

 施設名「わたや」は江戸時代から明治・大正時代のころまで同地域で綿作りをしていたことに由来する。沖本さんは「農業と共に餅つきなどの文化もあったと聞く。地域の人たちから話を聞き、復活させていきたい。そういう体験もこの地域の魅力として発信していく」と力を込める。

 宿泊料金は1日1組4万5,000円(2人)~。

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