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小坪の映えスポット・リビエラ逗子マリーナのヤシの剪定始まる

ヤシの剪定作業をするリビエラ逗子マリーナの社員

ヤシの剪定作業をするリビエラ逗子マリーナの社員

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 逗子市小坪の小坪海浜公園(逗子市小坪5)やリビエラマリーナ周辺の道路沿いに立つヤシの剪定(せんてい)が6月12日、リビエラリゾート(小坪5)の職員の手で始まった。

逗子マリーナ開業の頃からヤシは植えられていた(提供=逗子フォト)

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 岩礁を埋め立てて造成した土地に1971(昭和46)年、「逗子マリーナ」が開業した当時から道路沿いに植えられているヤシは約900本(ワシントンヤシ800本ほか、カナリーヤシ、ビロウヤシ、ココスヤシ)。開業当時からのヤシは約50年がたち、20メートルほどに成長している。一番若いヤシは、「マリブホテル」がオープンした2020年に入り口に植えたワシントンヤシ2本で、幹の高さは3メートルほど。

 ヤシの剪定は年2回、2月と6月に環境整備部の社員が行っている。2月は約1カ月かけて全てのヤシを剪定し、白い花が咲き始めグンと伸び始める6月は夏に人通りが増える道路沿いのヤシを2週間かけて剪定する。のこぎりを使って葉を切る作業に加え、高所作業車の運転や安全確認まで、全て社員が行う。

 次長の宮崎淑樹さんは「ヤシ専門の人がいるわけではなく、長年の経験を踏まえ、切り方を磨いてきた。ワサワサしていた方が見栄えがいいかもしれないが、ドサッと下に落ちる場合もあるので、通行人や車の安全を優先して切っている」と話す。

 ヤシはリビエラ逗子マリーナの敷地以外、多くは市道に立っているが、環境整備の観点から草刈りも含め同社が担当している。

 主任の中村由美さんも「インスタがはやるようになったコロナ禍前くらいから、ヤシ並木を撮りに来る若者が一気に増えた。いつも見ている私たちも見たことのないような角度から撮った映える写真がアップされていることもある」と笑顔を見せる。

 今月の剪定作業は23日まで続く。

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