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葉山の「夏みかんプロジェクト」が収穫祭 森戸神社「清めの塩」にも

「葉山夏みかんプロジェクト」による収穫祭の案内

「葉山夏みかんプロジェクト」による収穫祭の案内

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 葉山町の町民有志グループ「葉山夏みかんプロジェクト」が3月3日、「夏みかん収穫祭」を町役場駐車場で初めて開催する。「葉山町制100周年プレ・イヤー記念イベント」として町も共催する。

「葉山夏みかんプロジェクト」のメンバー。葉山しおさい公園で

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 当日は、町内の飲食店など16店がそれぞれ趣向を凝らしたメニューを提供する。「夏みかんラーメン」「夏みかんソースのポークソテー丼」「夏みかんビール」「夏みかんゆずこしょうソースの焼きさばサンド」などをはじめ、夏ミカンを使った菓子やせっけんの販売も予定する。

 同町に上皇ご夫妻のご成婚記念として夏ミカンの苗が配布されたのは1959(昭和34)年。各家庭で育てられ、ジャムなどにして家族で味わってきた。

 2021年、取り切れない実の収穫の手伝いをしながら後世に残していきたいと活動を始めた同プロジェクト。1年目はインスタグラムを使って「葉山夏みかんレシピコンテスト」を開催、2年目は寄付してもらった夏ミカンを町民や飲食店に循環させた。3年目となる昨年は学校給食に取り入れてもらえるよう町教育委員会に提案し、小中学生にも葉山の夏ミカンの歴史を知ってもらう機会を得た。

 学校給食で使った夏ミカン250個の皮は白い綿を取り、乾燥させ、粉砕。小学生が教室で作業し、乾燥させた学校もあった。粉にした皮は森戸神社の「清めの塩」に取り入れてもらうことになった。2月27日には奉告祭が行われ、3月3日から300円で頒布(うち50円は能登半島地震基金に充てる。1人2個まで)。禰宜(ねぎ)の守屋隆広さんは「町で長年大切にしてきた夏ミカンを活用し、皮まで捨てることなく使い切るプロジェクトの思いは私たちも同じ。2000個だが、この清め塩をきかっけに葉山夏ミカンの歴史を知る機会になれば」と話す。

 プロジェクトの一人、高木奈美さんは「今年はちょうど御用邸が建立されて130周年。町に御用邸があり、記念樹としての夏ミカンが各家庭で大切にされてきた。昨年は活動を続けてきて子どもたちに伝えられたことが大きい。収穫祭では広く夏ミカンについて知ってもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は12時~15時(なくなり次第終了)。同日12時から、「はやま食卓プロジェクト」によるイベントが隣接する花の木公園で行われるほか、14時から、町主催による「はやまエシカルシンポジウム」が福祉文化会館(堀内)で行われる。

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