食べる

逗子の「なぎさ橋珈琲」、内装・テラス席を一新 メニュー再構築も

ブラッシュアップした「なぎさバーガー」と「トロピカルフルーツフレンチトースト」を手にする松延
壮店長

ブラッシュアップした「なぎさバーガー」と「トロピカルフルーツフレンチトースト」を手にする松延 壮店長

  • 123

  •  

 逗子海岸に面するレストラン「なぎさ橋珈琲(コーヒー)逗子店」(逗子市桜山9)が6カ月の改装工事期間を経て、4月17日、リニューアルオープンする。

新メニュー「サンセットフロート」と以前からの看板メニュー「水出しコーヒー」

[広告]

 1981(昭和56)年、ファミリーレストラン「デニーズ逗子店」として建てられた建物の老朽化に伴い、外観は変えずに全面改装した。ペット同伴で利用できるテラス席の腐敗した大木を伐採して整備し、テラス席を89席に増設。店内からの景観も広がり、開放感が増した。テラスにはつるし照明も設置。一方、窓際でない席にソファを置き、タイル張りのバーカウンターを新設することでリゾート感を演出した。

 改装を機にメニューも再構築。担当した宇佐美拓さんは「これまでのお客さまが引き続き安心して利用してもらえるよう、大きく変えるのではなく、ビジュアルや味をブラッシュアップした。懐かしさと新しさを感じてもらえると思う」と話す。一番人気と紹介する「なぎさバーガー」はパティの焼き方を鉄板からチャコールグリルに変え、香ばしさを加えた。地元のスーパー「スズキヤ」が「なぎさバーガー」用に特別に作るホテルブレッドを使ったフレンチトーストは卵黄を使わず、ブレッドの良さを残しているという。

 新しいメニューの一つは、店から眺めるサンセットをイメージしたクリームソーダ「サンセットフロート」。江の島、富士山の向こうに太陽がオレンジの輝きを放ちながら海に沈んでいく逗子ならではの情景をイメージした。

 リニューアル前から店長を務める松延壮さんは「地元のファンが多くいる歴史ある店なので、改装には覚悟が必要だった。これからも世代を超えて長く記憶に残る空間とメニューを提供していきたい」と笑顔を見せる。

 5月の「母の日」にはカーネーションのプレゼントを準備し、5月26日の逗子海岸花火大会の時は完全予約制とし、ビュッフェスタイルで特別メニューを提供する予定。

 営業時間7時~22時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース