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葉山・長柄地域で初の朝市 会場は鍼灸アロマの古民家

主催者の一人、「えんじゅ」のアロマセラピスト、武田生宇さん

主催者の一人、「えんじゅ」のアロマセラピスト、武田生宇さん

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 葉山の逗葉新道に向かう県道311号沿いの「はり灸(きゅう)アロマえんじゅ」(葉山町長柄)で7月22日、長柄で初めての朝市「やどかりマーケット」が開催される。

会場となるはり灸アロマ「えんじゅ」の院長で鍼灸師の武田豪快さん、施術室で

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  同マーケットを呼び掛けたセレクトショップ「島の八百屋さん」の店主、堤崎良子さんは「別の地域の朝市に出店してみて、自分たちのお店のある長柄でも開いてみたいと思うようになった。あちこち場所を探していたら、えんじゅさんが一緒にやってみましょうと言ってくれた」と経緯を話す。

「えんじゅ」は2016年、古民家を改装して開業したはり・きゅうとアロマテラピートリートメントを一緒に受けられる施設。北海道帯広で、刺さないはり「陰陽太極鍼(しん)」を学んだ鍼灸(しんきゅう)師、武田豪快さんは「この地域には都内から移り住んでくる若い人たちも多いし、皆で盛り上げられたらと思っている」と話す。妻でアロマセラピストの生宇さんは「決して便利な場所ではないけれど、それ以上に自然環境が良く、野菜もおいしい。この場所の良さを知ってもらいたい」とも。

 開業して2年余り、身体と心の両方の疲れをいやしに来る人はもちろん、目の疾患を得意分野としていることから、子どもの視力を心配して訪れる保護者も増えたという。今回の朝市では、ドライヘッドマッサージや親子対象のお灸(きゅう)体験など行う。

 そのほかの出店は、「スエ亭」の徳之島郷土料理鶏飯(けいはん)、「ちゃぶがえ」の具材選び放題というそうめんみそ汁、「1108*」のハンドメード子ども服、「秀丸」のサザエ、「島の八百屋さん」の徳之島のフルーツなど。

 堤崎さんは「今後はイベントの名前『やどかり』のように、長柄地域で場所を変えながら広めていきたい」と話す。

 開催時間は、9時~12時。

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