見る・遊ぶ

神奈川県が逗子・葉山など相模湾で海上タクシー 初の試み

逗子マリーナから湘南港に向かう海上タクシー

逗子マリーナから湘南港に向かう海上タクシー

  •  
  •  

 神奈川県が9月15日~11月17日の間の11日間、相模湾で初となる海上タクシーの実現を目指し実証実験を行っている。

葉山マリーナから出航。まず記念撮影

 神奈川県では現在、海の周遊性向上と、海からの景観を観光コンテンツとして活用した、新たな観光(海洋ツーリズム)を展開している。

[広告]

 県によると、今回の実証実験で海上タクシーとは、旅客定員12人以下の船舶(非旅客船)で、逗子、葉山、佐島の各マリーナ、湘南港、ひらつか海の駅など決められた2地点間を結ぶ海上交通のこと。

 実施航路は、葉山マリーナ(葉山町)~湘南港(藤沢市・江の島)間、逗子マリーナ(逗子市)~湘南港間、佐島マリーナ(横須賀市)~みうら・みさき海の駅(三浦市)間など8航路。乗船可能人数は6人~10人。乗船料金は航路や事業者により異なるが、片道3,000円~2万5,000円。例えば、葉山マリーナ~逗子マリーナ間は片道3,000円。

 県政策局自治振興部地域政策課の塚本裕子さんは「国道134号は特に渋滞する道なので、海上タクシーは、渋滞を気にせず海の魅力を体感しながら、快適に移動できる交通として、実現を目指している。クルージングと違う点は目的地で降りられるということ。実証実験で課題を抽出できれば」と話す。「マリーナなど、船を持っている人しか利用できない非日常的な空間も楽しんでいただけるのでは」とも。

 この日、葉山マリーナから湘南港行きを予約したグループは、鎌倉で緑を守る活動をしている仲間で歩きなれた服装で集合。「久しぶりに葉山まで足を延ばした。江の島に着いてからどこへ行くか考えてみる」と皆、笑顔で乗り込んだ。逗子マリーナから湘南港行きを予約した横浜の会社仲間は「マリーナまでは鎌倉駅からの無料シャトルバスを利用した。江の島ではバーベキューを楽しむ」と話す。

 実施日10日前までの事前予約が必要(予約多数の場合は抽選)。申込みのない便については、当日の出港1時間前までに、各実施事業者(リビエラ逗子マリーナ、葉山マリーナ、湘南マリーナ、佐島マリーナ)で電話予約を受け付ける(先着順)。

  • はてなブックマークに追加