逗子海岸花火大会開催当日の5月30日に行われるシティ&ビーチクリーン「530ごみゼロアクション」に、主催する「逗子ゼロ・ウェイストの会」(逗子市久木)が市民の参加を呼びかけている。
再生可能エネルギーの利用やリサイクルなどによって、ごみを出さない社会「ゼロ・ウェイスト社会」の実現を目指して活動している同団体が2020年に立ち上げ、例年5月30日に参加希望者が各自の自宅から逗子海岸まで路上のごみを拾い集めている。
今年は逗子海岸花火大会開催日と重なることもあり、花火を見に行く人たちを「ごみのない町として迎えたい」と、自宅からJR逗子駅までごみを拾いながら集まり、班に分かれてTシャツやのぼり旗でアピールしながら海岸までのごみを拾う。さらに花火大会会場となる海岸でビーチクリーンを行う。集まったごみは分別し計量する。
共同代表の海野保子さんは「1993(平成5)年、厚生労働省が『ごみ減量化推進週間』として制定して以来、現在では環境省が5月30日~6月5日を『海ごみゼロウイーク』と定め、海洋ごみ削減のアクションとして世界へ発信しているが、たばこの吸い殻やレジ袋、ペットボトルなど町中のごみの約7割は風に吹かれて海へと流れていくと言われている。海岸はもちろんだが、町中のごみもゼ口にする必要がある。逗子でもビーチクリーンはよく行われているが、イベントをきっかけに町中のごみにも目を向けてもらえたら」と呼びかける。
当日は10時、JR逗子駅前広場に集合。