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まち歩きイベント「葉山こみちツアー」開催へ 葉山らしさを再発見

「葉山こみちツアー」を企画した「エンジョイワークス」の鷹取真衣さんとインターン生の杉本楓さん。ゴールとなる「平野邸」で

「葉山こみちツアー」を企画した「エンジョイワークス」の鷹取真衣さんとインターン生の杉本楓さん。ゴールとなる「平野邸」で

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 葉山らしい景観を訪ね歩くまち歩きイベント「葉山こみちツアー」が10月29日、開催される。葉山環境文化デザイン集団(葉山町堀内)とエンジョイワークス(鎌倉市)の共催。

「葉山こみちツアー」の案内

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 葉山らしい景観を探して約2年間、実際に歩いてまとめ、2005(平成17)年に「葉山のこみち」を発行した葉山環境文化デザイン集団は、再編を目指して2021年、「こみちツアー」を始めた。今年7月からエンジョイワークスと共催し、インターンとして関わる大学生4人も参加する。

 コースは、森戸神社内に立つ石原裕次郎記念碑前に集合し、真名瀬海岸沿いから小道を抜けて、古民家をリノベーションして宿泊施設とコミュニティースペースとして活用されている「平野邸」(堀内)まで約2時間、写真を撮ったり、ガイドを聞いたりしながら歩く。

 7月のツアーに参加し、今回はスタッフとして関わる大学3年の杉本楓さんは「小学生の頃は海もよく行ったし、帰り道に近道を探して町の中も歩いたが、最近はそういうこともしなくなった。まちづくりに関心を持つようになって『こみちツアー』に参加した時、遠くからお客さんを呼ぶよりも、葉山に住んでいる友達にこそ地元の良さを改めて知ってもらいたいと感じた」と話す。

 エンジョイワークスの鷹取真衣さんは「葉山を歩くようになって日が浅いので、普通の家の庭先にサーフボードが置いてあったり、貝殻が飾ってあったりすることが葉山らしくて新鮮に感じる」と言い、葉山環境文化デザイン集団の野中康司さんは「私たちがもう当たり前になってしまっている景観も、新しく葉山に関心を持ってくれた人や若い人が関わってくれることで私たちが気が付かなくなっている葉山らしい発見がある」と期待を寄せる。

 開催時間は10時~12時。参加費は1,000円。要事前申し込み。

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