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東逗子の冬恒例イルミネーションともる 毛糸アートも地域をつなぐ

11月23日に点灯が始まった東逗子ふれあい広場のイルミネーション

11月23日に点灯が始まった東逗子ふれあい広場のイルミネーション

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 JR東逗子駅前のふれあい広場で11月23日、冬恒例となったイルミネーション点灯式が開催された。主催は東逗子地区商工連合会。

毛糸のアート「ヤーンボンビング」

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 日没間近になると、広場には家族連れが集まり始めた。主催者のあいさつの後、桐ケ谷覚逗子市長のカウントダウンの掛け声に合わせ、16時30分、シンボルタワーとなっている高さ約14メートルのヒマラヤ杉を中心にイルミネーションがともった。子どもたちは木の周りを走り回ったり、東逗子駅長と記念写真を撮影したりと笑顔があふれた。

 イルミネーションは、地域の活性化を目的に2001(平成13)年に取り組み始め、2009(平成21)年からはステージイベントや飲食店などが出店するイベントも同時開催されてきた。新型コロナウイルス感染防止対策のために昨年からイベントは行われず、点灯式は2年ぶりとなった。

 会場の入り口には沼間三丁目自治会が中心になって毛糸のアート「ヤーンボンビング」を飾り付けた。お手伝いリーダーの吉原千草さんは「昨年のこの飾りを見た高齢者施設オーバルの利用者の皆さんが『地域の人たちに喜んでもらえたら』と1年かけて用意してくれた。動かなくなってきた手でリハビリだと言って作ってくれた」と喜ぶ。

 学生たちのグループ「3.11つなぐっぺし」は「コロナ退散ピンクの鳥居」を飾った。今後、20代中心のグループ「逗子20'sプロジェクト」が「流木トナカイ」を、最寄りの沼間小学校3年1組の児童が「ペットボトルロード」を製作展示する予定。主催者の一人、堀江敏さんによると、点灯期間中に毎年、オブジェを製作している住和不動産の今年の作品「300坪のきらめく庭とおかしな家」を含め、10万球が設置されるという。

 点灯時間は日没~22時。2022年1月31日まで。

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