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逗子のスーパースズキヤ×「食彩堂」の春巻き 「お弁当・お惣菜大賞」優秀賞 

(左から)「食彩堂」オーナーシェフの小島克明さん、「スズキヤ」チーフバイヤーの木内美紀さん

(左から)「食彩堂」オーナーシェフの小島克明さん、「スズキヤ」チーフバイヤーの木内美紀さん

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 スーパーマーケット「スズキヤ」(本社=逗子市逗子6)が1月15日、「お弁当・お惣菜大賞2021」で優秀賞を受賞した商品「フォアグラときのこの春巻」の販売を始めた。

受賞した商品が並ぶ。スズキヤ駅前店で

 全国スーパーマーケット協会(東京都千代田区)が商談展示会「デリカテッセン・トレードショー」内企画として行っている「お弁当・お惣菜大賞」は今年で10回目。スーパーマーケットやコンビニエンスストア、専門店などで販売している商品を弁当・総菜・すし・麺・サラダ・スイーツなど11部門に分けて募集し、専門家で構成する審査員が製造のコンセプトや調理法、味付けのこだわり、オリジナリティーなどに対して特に優れた商品を選出する。今回は全国から4万2549点のエントリーがあった。

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 スズキヤは2013(平成25)年から毎年同賞に応募・入賞を続け、2019(平成31)年、2020年は最優秀賞を連続受賞した。昨年、のり弁当(定番商品)部門で最優秀賞を受賞した「鮭と彩り野菜の茶々のり弁」は年間10万食を売り上げた。

 今年は、中華点心(定番商品)部門(応募数3233点)で「フォアグラときのこの春巻」が、「惣菜部門(応募数5341点)」で「豚肉香草焼きグリル」が優秀賞を受賞し、「イタリアンサラダちらし」など9商品も入賞を果たした。

 フォアグラと3種のキノコ(マイタケ、エリンギ、シメジ)を入れた春巻きは、無国籍料理店「食彩堂」(逗子市逗子5)オーナーシェフの小島克明さんが考案したオリジナルメニューで、約20年前から同店で提供している。スズキヤ社長の中村洋子さんが以前から店に行くと注文し、オリジナル性や味を高く評価していたことから、ラインアップに加えた。

「スズキヤ」チーフバイヤーの木内美紀さんは「小島さんにコラボレーションを快諾していただき、商品化が実現した。見た目は中華の春巻きだが、味は中華ではない。スズキヤでもフォアグラを使った総菜は初めて」と話す。

 小島さんは「販売初日にスーパーに行って(フォアグラときのこの春巻が)並んでいる所を見てきた。売れるのかどうか心配だったが、売れ行き好調と聞いて安心した。(食彩堂では)これまで1日に多くても20本までしか作ってこなかったが、1000本単位での発注なので、最初はどんなペースで作ればいいか戸惑った。スーパーで揚げるので、その揚げ方も担当者と試行を重ねた。苦労もあるが、店以外で味わってもらえるいい機会になる」と笑顔を見せる。「味の決め手は甘みの強いポルトガルワインのマデイラ」とも。

 スズキヤ各店舗では現在、優秀賞を受賞した「フォアグラときのこの春巻」(1本=450円)と「豚肉香草焼きグリル」(100グラム=298円、以上すべて税別)をはじめ入賞商品に受賞シールを張り販売している。