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逗子「スズキヤ」の「のり弁」が「お弁当・お惣菜大賞」最優秀賞 のり弁当が茶漬けに

(左から)「鮭と彩り野菜の茶々のり弁」を考案した西鎌倉店の中戸川麻生子さんと平田直史店長

(左から)「鮭と彩り野菜の茶々のり弁」を考案した西鎌倉店の中戸川麻生子さんと平田直史店長

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 逗子のスーパーマーケット「スズキヤ」(逗子市逗子6)が1月10日、「お弁当・お惣菜(そうざい)大賞2020」のり弁当部門で最優秀賞、惣菜部門で優秀賞を受賞したと発表した。

最優秀賞を受賞した「鮭と彩り野菜の茶々のり弁」

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 大規模商談展示会「デリカテッセン・トレードショー」が2012(平成24)年から行っている「お弁当・お惣菜大賞」は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、 専門店などで実際に販売している弁当・総菜・サラダ・パンなどの中から、食の専門家で構成する審査員が優れた商品を選出し表彰するもの。9回目となる今年は、過去最多の5万2692点がエントリーした。

 のり弁当(定番商品)部門にエントリーした3022点の中から「最優秀賞」を受賞した「鮭と彩り野菜の茶々のり弁」は、スズキヤ西鎌倉店28年目の中戸川麻生子さんが考案した。「のり弁というとご飯にノリが乗っている決まりきったイメージがあるので、それをどう変えていこうかと思った時に大好きなお茶漬けが浮かんだ。ご飯は昆布茶で炊き、骨取りシャケなどデリカ売り場での人気商品をはじめ、スズキヤの中でお薦めの物を集めた自信作」と中戸川さん。

 昆布茶飯の上には、だし巻き卵、煮物、揚げ物など一口大のおかずが約10種類のる。弁当「ひつまぶし」にも添えている粉末の吸い物をかけ、お湯を注いで食べる。ノリも小さく切ってある。中戸川さんは「どのおかずを残してお茶漬けにして食べるかは人それぞれ。主人はシャケときんぴらを残す味が好きだと言う。最後に甘い物が食べたくなるので、煮豆を入れた」と話す。

 昨年は葉山店が考案した「自家製煮豚カツ丼」がカツ丼・カツ重部門で最優秀賞を受賞した。西鎌倉店長の平田直史さんは「昨年は葉山店の店長だったので、2年続けて最優秀賞をいただけて、スタッフに恵まれていると思う。女性が手に取りやすいのり弁になっている。私はシャケだけを残してお茶漬けにするのが好み。残すおかずによって味を変えて楽しんで食べてほしい」と呼び掛ける。

 受賞した商品は、惣菜部門で「スズキヤ自家製ブイヤベース」が優秀賞。このほか、惣菜部門「スパニッシュcaja」、サラダ部門「3種のポテトで食べるディップサラダ」、丼ぶり部門「あぶり焼きチキンをのせたジャンバラヤ」、丼ぶり部門「料理研究家栗田圭子先生の特製フレンチカレー」、おにぎり部門「Builla baisseおにぎり」の5点が入選した。受賞商品には受賞シールを貼り、「鮭と彩り野菜の茶々のり弁」以外は、順次売り場に並べるという。

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