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逗子の久木中学校生徒が国際宇宙ステーションと交信 20日17時17分59秒から

1月20日にライブ配信する久木中学校のスタート画面

1月20日にライブ配信する久木中学校のスタート画面

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 逗子市立久木中学校(逗子市久木7)、逗子・葉山アマチュア無線クラブ、横須賀-逗子VEチームの3者で結成したプロジェクトチームが1月20日、17時17分59秒から約10分間、国際宇宙ステーションと交信する。

 アマチュア無線を使い、国際宇宙ステーションに滞在している宇宙飛行士と子どもたちが交信を行う「ARISS(Amateur Radio on the International Space Station)スクールコンタクト」の同取り組み。日本では2001(平成13)年11月に埼玉県入間市の無線クラブが1例目として成功し、久木中学校で101例目になる。神奈川県内では3例目。

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 スクールコンタクトはアメリカ航空宇宙局(NASA)が進める教育プログラムの一環として行い、5つの地域 (米、露、日、欧、加)の国際アマチュア無線連合(IARU)加盟団体と米国アマチュア衛星通信協会(AMSAT)地域団体の代表がボランティアで運営する。

 逗子・葉山アマチュア無線クラブ代表の石井康生さんは「2017(平成29)年4月の総会から目標に決め、NASAと英語でやりとりをし、特別な機材をそろえ、いくつものハードルを乗り越えて日本政府に申請できたのは昨年3月。このコロナの影響もありストップしていたが、11月に正式な許可を得て、久木中学校に開局する手続きを行い12月20日にNASAから1月に交信できると連絡が来た。約4年越しの夢がかなう直前」と話す。

 交信できるのはISSが日本の上空を通過する17時17分59秒から28分51秒までの約10分間。わずかな時間のため、12人の生徒はこれまで石井さんたちの講義を受け、交信訓練などを行い準備をしてきた。質問は英語で生徒1人一問のみ。質問内容はすでに送ってあるという。

 当日の交信は、久木中学校屋上のアンテナ直下にある図書室で行う。新型コロナウイルス感染症対策のため、交信する生徒と教諭、スタッフと取材関係者のみの入室となるが、より多くの地域の人にも見てもらいたいとの思いから、交信の模様は16時50分からネットでライブ配信する。

 ライブ配信は久木中学校と逗子・葉山アマチュア無線クラブのホームページで公開する。