「逗子トレイルシンポジウム2020」が12月6日、逗子市民交流センターフェスティバルパーク(逗子市逗子4)で開催される。
「三浦半島マウンテンバイククラブ」「逗子トレイルランニング協会」「FUJIO PROJECT」の各市民団体が主催する、トレイルランナーとマウンテンバイカーによるコラボイベント。
各団体の活動紹介やマウンテンバイクの安全運転講習、試乗会をはじめ、トレイルランニングの簡易体験、アウトドアや自転車店などの出店がある。ワラーチ(ランニング用ぞうり)や「KEEP LEFT」プレート作りのワークショップも準備している。12時30分からは桐ケ谷覚逗子市長を交えて「アウトドアアクティビティーからの現状報告と今後」についてトークセッションを行う。
「三浦半島マウンテンバイククラブ」の山崎信哉さんは「マウンテンバイクにとって身近なフィールドである三浦半島とその周辺で地域の皆さんと連携しながら、フィールド保全と共存を図る活動をしている」と言う。「一緒に活動しているやまなみルート入り口の整備活動の意図や成果を市民の方々に知っていただきながら、山のアクティビティーの楽しさを伝えるような形にしたい」と話す。「同じ山道を楽しんでいるトレイルランナーの方々と一緒にイベントを開催できる貴重な機会。親子で楽しんでいただきたい」とも。
「逗子トレイルランニング協会」は今年2月、宮地藤雄さんが発足した。「海と山が身近に親しめる逗子で、海に比べ山の魅力が十分に生かされていないと感じる。トレイルランニングの振興によるスポーツ人口の増加とアウトドアスポーツの普及啓発を広く行い、トレイルランニングの認知と同時に山の魅力を発見してもらいたい、そしてこれから先も長くトレイルランニングが楽しめる環境作りを目指したい」と宮地さん。「コロナ禍において、近隣で過ごす方が増え、春先は遭難事例が増えた。また、台風被害はなかったがトレイル各所では唐木などの事案が一年中発生している。それらに対処しながらフィールド作りをする各団体の活動を知ってもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。参加無料。自転車安全教室は10時30分~11時30分、14時~15時。当日先着順。自転車とヘルメット持参。