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逗子・披露山公園の名古屋コーチンの卵、ウコッケイがひなかえす

名古屋コーチンの生後40日目のひなと抱卵したウコッケイ(提供=株式会社 どうぶつむら)

名古屋コーチンの生後40日目のひなと抱卵したウコッケイ(提供=株式会社 どうぶつむら)

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 逗子の披露山公園(逗子市新宿5)でウコッケイが抱卵した名古屋コーチンのひなが生まれ約50日がたち、すくすく育っている。

鳥舎に掲示された「ひな誕生」のお知らせ

 飼育員歴15年の吉村俊幸さんは「披露山公園のウコッケイのお母さんは子育て上手」と話す。今までにアヒルの卵を2回、自らの卵を3回ふ化させた。この様子を見ていた吉村さんは「名古屋コーチンの卵も育てられるはず」と思い、9月20日ごろに産んだ卵をウコッケイに抱卵させてみたところ、卵を温め始めた。「それに気付いたかのように、今まで一度も卵を温めたことが無かった名古屋コーチンが抱卵を始めた。名古屋コーチンが自ら卵を抱いてひなをかえしたのは初めて」と驚く。

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 10月13日に名古屋コーチンが温めたひな1羽がかえり、3日後にウコッケイが温めたひなが3羽かえった。ウコッケイが抱卵したひな1羽は生後間もなく死んでしまったが、2羽は元気に育っている。

 「抱卵中、ウコッケイのお母さんは餌を与えても食べに行かない。ずっと卵を抱いたまま動かないので、飼育員がウコッケイを抱いてエサ場まで連れていった。一方、名古屋コーチンは餌を与えるとすぐ食べに来るので、もう抱卵しなくなるのではと毎回ひやひやした」と吉村さん。定期的に検卵し、卵の中のひなの生育を見守った。

 吉村さんは「名古屋コーチンは卵をポコポコ産んでも一切見向きをしなかった。抱卵しなかった卵は、ゆで卵にして園内のサルにあげている。他の鳥の卵もそうだが、すべてふ化させてしまうと増え過ぎてしまうので」と話す。「このウコッケイは、披露山公園で生まれて育った生粋の逗子育ち。どの鳥も赤ちゃんが生まれて育つ過程を見るのは、何回見てもうれしい。皆さんにもかわいいひなを見てもらいたい」と顔がほころぶ。

 園内では他の鳥類として、クジャク・クジャクバトが各2羽、アヒルが3羽、アイガモが4羽、ガチョウが1羽飼育されている。

 開園時間は8時30分~16時30分。