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JR逗子駅社員作成の「横須賀線 すごろくの旅」 ダウンロード配布へ

(左から)すごろくの製作を担当した熊倉麻実さんと絵を描いた太田明音さん

(左から)すごろくの製作を担当した熊倉麻実さんと絵を描いた太田明音さん

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 JR逗子駅は5月14日から、配布していた手作りの「横須賀線 すごろくの旅」を、JR東日本横浜支社のフェイスブックよりダウンロードできるようにした。

「横須賀線 すごろくの旅」ダウンロードの案内ボード

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 同駅では2016(平成28)年から東口改札横に駅員手作りの「新生活を迎える皆さんへ」のメッセージボードを掲示している。駅の利用客や地域住民から「励まされた」「毎年楽しみにしている」などの声が届いているという。

 同企画を担当してきた熊倉麻実さんは「新型コロナの影響で今年は卒業式もできないと聞き、3月には卒業おめでとうのチョークアートを作って改札口に掲示した。その後、外出自粛になったため、4月はぬりえを作り、多くの子どもに喜んでいただいた。絵心のある2年目の社員がいたため、家で過ごす時間が長くなった5月からは、家族などで遊べるようすごろくを考えた」と話す。

 ぬりえと同様、印刷した紙を改札口に置いたが、700部があっという間になくなり、SNSで知った市外の人からも問い合わせが来るようになった。外出自粛を呼び掛けるためにも、今回ネット上からダウンロードできるようにしたという。

 すごろくは、横須賀線の東京駅からスタートし久里浜駅のゴールを目指す。絵を担当した太田明音さんは「沿線各地の名所や名物を入れた。横須賀線に親しみを持ってもらえたら」と話す。横須賀線で唯一、連結作業をする逗子駅のマスに止まると必ずストップし、新橋駅では「駅前のSLパワーで2つすすむ」など、駅の特徴も入れた。自宅でからだを動かす機会が減っていることもあり、腕立て伏せやダンス、腹筋を指示するマスもある。

 逗子駅勤務になって6年目という熊倉さんは「一日も早く元の活気とにぎわいにあふれた逗子葉山地域となるよう、地域で働く私たちに何ができるのかを考え貢献していけたら」話す。

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