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葉山でヒジキ漁解禁 浜の鉄釜でゆで上げる

鉄窯でゆでたヒジキをザルに移す漁師の畠山晶さん

鉄窯でゆでたヒジキをザルに移す漁師の畠山晶さん

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 葉山で4月27日、ヒジキ漁が解禁となり、真名瀬漁港の浜でも鉄窯で焚き上げた「釜揚げヒジキ」の販売が28日から始まった。

釜揚げ前のヒジキ

 強風の影響で、例年より1週間遅くなった今年の解禁日。9時から漁師仲間3人で舟を出した地元漁師の畠山晶さんは「ワカメ同様、量も少ない。長さも短いが、味はいい」と笑顔を見せる。

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 解禁初日、約2時間で20キロ入りのカゴ25個分のヒジキを収穫し、浜にある鉄釜で約4~5時間、まきを使ってゆで上げた。その間、火の番をする。そのまま一晩寝かせ、翌日8時に釜からザルに上げ、水を3回変えながらやさしく洗い、小さなエビなどを取り去る。畠山さんは「水洗いでアク抜き塩抜きをする。ヒジキは強く洗ってしまうと皮がむけてしまうので、この作業は経験が必要」と腰を曲げながら作業する。「出荷までにヒジキが1番、手間がかかる」とも。

 乾燥ヒジキにするものは釜ゆで後、洗わずにシートに広げて約2日間干す。

 解禁を知って3キロ買いに来た近くに住む女性は「毎年、釜揚げを買って冷凍にし、少しずつ味わっている」と話す。畠山さんは「やっぱり釜揚げしたばかりのヒジキがおいしい。このままハムやちくわなどとからしマヨネーズであえる食べ方も好き」と言うと、側にいた年上の男性漁師は「私は煮物だな」と。

 ヒジキ漁は、ヒジキに黄色い花が咲いてしまうまで可能で、5月中行う予定だが採り切ってしまえばそれ以前に終えるという。浜では1キロ800円で販売する。乾燥ヒジキは1袋1,000円。「島の八百屋さん」(葉山町長柄)でも取り扱う。