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逗子・小坪でアカモク収穫最盛期 例年より1~2カ月遅く

毎年恒例のアカモク干し。干し終えた物を手にする「TAC21」の田耕邦子社長

毎年恒例のアカモク干し。干し終えた物を手にする「TAC21」の田耕邦子社長

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 逗子・小坪で4月6日、地元特産の海藻アカモクの収穫が始まった。

釜ゆでされた緑鮮やかなアカモク

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 逗子のアカモクの旬は2~3月で、市内のスーパーなどでは小坪産の生アカモクを販売している。地元漁師の座間太一さんによると、今年は海水温が下がらず、ワカメをはじめ海藻の生育が遅れているといい、アカモクの収穫も例年に比べ1~2カ月遅いという。

 アカモク製品の加工も手掛ける製造卸売会社「TAC21」の田耕邦子社長は「例年通り1月末ころから干す準備を始めていた。今年は4月になりもう難しいかと思ったが、急に海水温が下がり、成長したと座間さんから連絡があった。2日間続けて晴れないと干せないので、天気予報を見ながら収穫してもらっている」と話す。

 同社の干し場では現在、海で収穫したばかりのアカモクを運び、すぐに広げて干す。アカモクの磯の香りが風に乗って辺り一面に広がっている。

 アカモクはミネラルや食物繊維のほか、抗酸化作用を持つフコキサンチン、抗アレルギー作用を持つフコイダンを多く含むため、スーパーフードと呼ばれる。逗子市では、アカモクを使ったうどんなどの商品開発が行われているほか、逗子のソウルフードにと、小中学校の給食に取り入れたり、市民からレシピとアイデアを募るコンテストを行ったり、市内飲食店を中心にアカモクメニュースタンプラリーを開催したりなど特産品の普及にも力を入れてきた。

 漁師の座間さんは「今年の出来はいいが、アカモクは成長が早いため、生食のアカモクが逗子のスーパーに並ぶのは今月いっぱいかもしれない」と話す。「TAC21」では、アカモクを取り入れたオリジナル商品としてしょうゆ、ポン酢、ブイヨン、塩、昆布茶など製造販売している。

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