葉山町がフォトブック「HAYAMANOTE(ハヤマノート)2020」を完成させ、2月1日から配布を始めた。
フォトブック「HAYAMANOTE(ハヤマノート)2020」の地図のページ
町では、2015 (平成27)年6月にインスタグラムの町公式アカウント(@hayama_official)を立ち上げ、フォロワー数は3万1000人を超えている。担当の政策課河野香里さんは「町の人口約3万3000人に迫るほどで、全国の自治体で2番目のフォロワー数だと思う」と話す。
共通のキーワード「#葉山歩き」で写真投稿を呼び掛けており、その投稿数は約7万3000件を数える。
2017(平成29)年4月、それまでに投稿された約1万5000点の写真の中から86点を選び、1冊目を発行した。「発行してみるととても好評で、2冊目を作ってほしいという声が多くあり、今回は2018(平成30)年以降に投稿された写真を中心に133点を選んだ」と河野さん。
133枚は「hayama_official」「小道」「季節」「地図」「山」の5つのテーマに分けて掲載。昨年夏に開催したオフ会やインスタグラム上のアンケートなども取り入れ、文庫本サイズ(縦14,8センチ×横10,5センチ)にし、書き込める余白を入れ、マップに沿った写真の載せ方も工夫した。写真の説明文やキャプションではなく、想像力を掻き立てるようなポエム調の言葉を河野さんが考え、添えた。
完成させてホッとする河野さんは「お勧めの写真ばかりだが、特に葉山の小道は葉山らしい風景の一つなので、ノートを頼りに歩いてほしい」と話す。
フォトブックは全60ページ。無料。2月から町役場や公共施設(図書館、しおさい公園、福祉文化会館、南郷上ノ山公園)で配布する。