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真夏の恒例イベント「第6回逗子沖縄まつり」 泡盛ブースには泡盛マイスターも

昨年の会場の様子

昨年の会場の様子

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 「第6回逗子沖縄まつり」が亀岡八幡宮(逗子市逗子5)で8月16日17日に行われる。主催は沖縄好きの市民で作る「逗子沖縄まつり実行委員会」。

泡盛が並ぶブース

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 同イベントは沖縄県出身で逗子在住のミュージシャン東風平高根さんと市民が2014(平成26)年に立ち上げた。実行委員の吉川周一郎さんは「沖縄の音楽や文化を楽しみながら、沖縄を通して平和を願うイベントにしたいと思って始めた。その後、戦後、横須賀市の浦賀港に引き揚げた人たちの中にいた沖縄出身者たちが、逗子に住むようになり、今もその2世3世が暮らしているという歴史を知り、『逗子葉山沖縄県人会』作りにも関わり、第2回からは県人会も共催に」と説明。県人会が2世から作り方を伝授されたサーターアンダギーは、祭りの名物となっている。

 16日、前夜祭のステージは主に地域で活躍するグループが出演し、司会はお笑い芸人の兜蟹(かぶとがに)さん。17日のステージは東風平さんをはじめ、沖縄出身のミュージシャンや鎌倉女子大学沖縄舞踊愛好会、渡嘉敷流の琉球舞踊などが出演。「レコード大賞最優秀新人賞を受賞した桑江知子さんもまた来てくれる。昨年、当時を知る世代の皆さんにとても喜んでもらった」と東風平さん。

 出店は、地元の沖縄料理の店をはじめ、同イベントを応援する沖縄食材の会社など13店。沖縄そば、冷製石垣島ラー油そば、ミミガー、モズクとゴーヤーのかき揚げなど提供する。東風平さんが広報大使を務める大宜味村(沖縄県国頭郡)も参加し、特産のシークワーサーやジュースなどを販売する。子どもコーナーでは輪投げや缶バッジつくり、砂絵、金魚すくいなども。

 協賛する泡盛酒造から届く泡盛が格安で飲める「泡盛ブース」は、同イベントの目玉のひとつ。今年も24社から古酒など約50銘柄が届いているという。泡盛マイスターの資格をもつスタッフも4人参加し、泡盛の味や飲み方などを紹介する。泡盛マイスターは、2006(平成18)年に制定された沖縄県知事認証の資格。
 新企画としては、2018年度の泡盛女王が来場して、ゴーヤーのカクテル「58KACHA-SEA(ゴーヤー・カチャーシー)」を作る(限定50杯)。
 泡盛は1杯400円。3杯飲み比べチケット(=1,000円)を購入すると泡盛などが当たる抽選会に参加できる。

 開催時間は16日(前夜祭)=17時~21時。17日=11時~19時。参加無料。

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