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逗子の亀岡八幡宮で「第5回沖縄まつり」、沖縄県大宜味村の村長も応援に

昨年のステージの様子。鎌倉女子大学沖縄舞踊愛好会のエイサー

昨年のステージの様子。鎌倉女子大学沖縄舞踊愛好会のエイサー

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 逗子の亀岡八幡宮(逗子市逗子5)で8月17日18日、「第5回逗子沖縄まつり」が開催される。

昨年のフィナーレの様子。今年もラストステージは東風平さん

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 今年で5回目となる同イベント。沖縄県出身で逗子在住のミュージシャン東風平高根さんと沖縄が好きな市民が集まって実行委員会を立ち上げ、2014年に始まった。

 戦後、横須賀市の浦賀港に引き揚げた人たちの中にいた沖縄の出身者たちが、逗子市沼間にあった旧海軍工廠工員宿舎に住むようになり、今もその周辺に2世3世が暮らしている。同イベントを始めたあと、実行委員はその歴史を知り、「逗子葉山沖縄県人会」作りにも関わり、第2回からは県人会も共催となった。2世から作り方を伝授されたサーターアンダギーは、祭りの名物となっている。

 ステージのプロデューサーでもある東風平さんは「逗子と沖縄の関わりをはじめ、沖縄のことを通して平和を願うイベントにしたい。ステージには、沖縄出身のミュージシャンや鎌倉女子大学のエイサー、渡嘉敷流の琉球舞踊などが出演する。何時に来ていただいても楽しめるはず」と話す。
 1979年にデビューし、レコード大賞最優秀新人賞などを受賞した桑江知子さんも参加。「40代後半以降の人は、あの桑江さんに会えると期待する声が大きい」と実行委員はいう。
 司会は、お笑い番組などに多数出演している芸人の2人組しゃもじさん。

 出店は、地元の沖縄料理の店をはじめ、同イベントを応援する沖縄食材の会社や同じように沖縄県人会が存在する川崎市鶴見の店舗など13店。
 協賛する泡盛酒造から届く各種泡盛が格安で飲める「泡盛ブース」は、同イベントの目玉のひとつ。今年も21社から古酒など44銘柄が届いているという。泡盛マイスターの資格をもつ実行委員の小杉宗谷さんは「日頃から各地で開催される沖縄イベントに出向いてあいさつをするなど関係づくりをしている。泡盛にもいろいろな味や特長、飲み方があるのでイベントで試してほしい」と話す。
 泡盛は1杯400円。3杯飲み比べチケット(=1,000円)を購入すると泡盛などが当たる抽選会に参加できる。

 前回に引き続き、東風平さんが広報大使を務める大宜味村からブースの出店があり、宮城功光村長も応援に来る。

 開催時間は17日、前夜祭17時~21時。18日、11時~19時。参加無料。

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