JR逗子駅東口改札横に3月25日から、駅員お手製の「新生活を迎える皆さまへ」のメッセージが掲示されている。
今年で4年目となる企画で、学校の黒板に見立てたボードにメッセージが書かれている。
昨年は上京した人が新生活を始める時にふるさとを思い出し、「JRはあなたとふるさとをいつでもつないでいます」をコンセプトとしていたが、今年は、昨年4月に入社した時の思いを伝えてもらおうと、駅員1年生の水野湧介さんが制作を任された。
水野さんは「横浜出身なので、私自身が上京してきたという感覚ではなく、昨年配属が決まって、初めて逗子に来たときの気持ちを思い起こしてメッセージを考えた」と話す。特に「環境が変わり、不安も多いと思いますが、逗子駅社員一同応援しています」という1文に思いが込められている。
水野さんはもともと、鉄道の駅を中心にしたまちづくりに興味があり、「逗子駅は他の駅と比べても地元と交流できる機会が多く、川の清掃や交流センターでのイベント参加など、この1年でだいぶ逗子になじめた」と振り返る。
今年は6月16日に、横須賀線(大船駅~横須賀駅)開業130周年を迎える。現在、記念企画を準備中という。
メッセージの掲示は4月初旬までを予定。