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逗子でアリス・ウオータースさん「食べることは生きること」上映会 マルシェも

映画会の主催「スローフード三浦半島」を手伝っている「ファームキャニング」の三間里花さん。生産者ポートレート写真展会場の「楚々 soso Hayama」前で

映画会の主催「スローフード三浦半島」を手伝っている「ファームキャニング」の三間里花さん。生産者ポートレート写真展会場の「楚々 soso Hayama」前で

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 映画上映会とトークショー「WE ARE WHAT WE EAT~アリス・ウォータースのおいしい革命~」が7月5日、逗子文化プラザなぎさホール(逗子市逗子4)で開催される。

写真展「 CELEBRATE LIFE おいしい食卓のつくり手たち」を主催する「ファームキャニング」の代表、西村千恵さん。「楚々 soso Hayama」で

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 映画は地域の農家と食べる人を直接つなぐレストラン「シェ・パニース」(米カリフォルニア州)の店主で、オーガニックな食事が当たり前に食べられる社会、サステナブル(持続可能)な農業、子どもたちへの食育を広めるアリス・ウオータースさんを追ったドキュメンタリー。昨年、ウオータースさんが著書「スローフード宣言~食べることは生きること」(海土の風)の出版1周年を記念して来日し、日本各地で学校給食を味わい、生産者や料理人と交流した様子を中心に追った作品という。

 同イベントを主催する三浦半島の料理人らのネットワーク「スローフード三浦半島」を手伝う仲間で、「ファームキャニング」代表の西村千恵さんは「映画の中で何度もファーマーズ・ファーストとウオータースさんは言うが、私たちの食を支えてくれる生産者の仕事は尊い仕事。その持続可能な農業を次の世代に伝えることは大人の役目だと思うので、この映画で生産者の皆さんを応援できれば」と話し、「ファームキャニング」スタッフの三間里花さんは「スローフードを押し付けるような内容ではなく、食べることは生きることという、日々の暮らしを大事にすることを思い起こさせてくれる」と参加を呼びかける。

  当日は、上映する映画のプロデューサーの一人でもあり、字幕を担当した小野寺愛さん(逗子在住)と地域の生産者のトークショーも予定。

 上映時間は、昼の部=13時30分~15時、夜の部=18時~19時45分。参加費は1,500円。

 ウオータースさんが提唱する「Farm to Table(畑から食卓をつなぐ)」をテーマに、「スローフード三浦半島」が日頃からつながっている地域の小規模農家の写真展「未来をつくる三浦半島・湘南の生産者ポートレート写真展」も行う。同会場のギャラリーでは7月1日~5日(2日は休み)開催するほか、「楚々 soso Hayama」(葉山町堀内)で6月23日~30日(25日は休み)、「and Saturday」(逗子市逗子7)で6月26日~29日に各5作品、巡回展を開く。

 上映会当日12時~18時30分(上映中を除く)には写真展で被写体になった生産者らが野菜を販売するマルシェも行う。

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