エコツーリズムイベント「ツール・ド・逗子」が6月2日、亀岡八幡宮(逗子市逗子5)をメイン会場に開催される。主催は市民団体「歩行者と自転車のまちを考える会」。
「環境にやさしい自転車で三浦半島を回り、地域再発見!」をテーマに掲げる同イベントは今年で15回目。参加者は当日、境内で受付後、警察官や実行委員による安全教室を受けた後、各自の脚力に合わせて行きたいポイントを目指す。
例年、逗子市内を中心に三浦半島内の新規オープンした店舗や地域の名所など約20カ所をポイントに設定し、自転車や徒歩で巡る。今年は逗子市制70周年と重なることから逗子市の歴史に注目したポイント、逗子町独立運動顕彰碑や同地で暮らした文豪・泉鏡花ゆかりの歌碑、公園整備を終えたばかりの長柄桜山古墳などを取り込んだ。
長距離を楽しみたい人はスポーツ自転車専門のレンタサイクル&ショップ「うみかぜサイクル」(三浦市南下浦町)や24時間利用できる自転車専用のクラブハウス「VERO STATION MIURA」(三浦市三崎)、浄楽寺(横須賀市芦名2)などを目指す。
4ポイント以上を回って亀岡八幡宮に戻ると15回記念オリジナルリフレクターなどを進呈。同会の谷守弘会長は「今年初めてスマホのアプリを利用するデジタルスタンプポイントラリー形式にした。道順も分かりやすくなり、たくさん回りたい参加者には便利なのでは」と話す。
境内では左側通行を訴求する「KEEP LEFT」プレート作り、折り畳み電動車いすや電動キックボードの試乗、飲食ブースや中古自転車販売なども行う。
開催時間は9時~17時(エントリー受け付けは16時まで)。参加料は、大人(13歳以上)=200円、小学生以下=100円。小学生以下は保護者同伴。