湘南七福神の一つでもある延命寺(逗子市逗子1)が12月31日、「除夜の鐘の儀」に代わり、「大みそかの鐘」として15時~16時、鐘突きを行う。
同寺では毎年大みそかの深夜に檀家や市民らが鐘つきをしてきたが、コロナ禍の影響で2021年から寺族が108回、鐘を突いていた。同寺の寺族の女性は「行事を手伝ってくださる総代のみなさんの高齢化などもあり、運営方法を検討した結果、大みそかの昼間、明るいうちであれば高齢者も子どもも来やすいだろうと考え変更してみた」と話し、「一年の厄災を打ち払い新しい年への願いを込めてお参りいただく行事として参加いただければ」としながらも、雨予報を心配する。
逗子・葉山で除夜の鐘を突ける寺は、逗子では神武寺(沼間2)、岩殿寺(久木5)、妙光寺(久木6)、葉山では新善光寺(上山口)、光徳寺(堀内)。本圓寺(木古庭)は12月31日18時~(事前に整理券配布)。