勉強会「知っておきたい 愛犬の介護」が10月6日、逗子文化プラザ市民交流センター(逗子市逗子4)で開かれる。
勉強会を開くのは葉山在住の老犬訪問介護「ドッグヘルパー One by One」代表の寺井聖恵さん。寺井さんは老犬の介護相談や介護代行をしながら、2017(平成29)年に「ドッグライブリー協会」(葉山町長柄)を立ち上げ「老犬介護士」を育ててきたという。
老犬介護士について、寺井さんは「犬の老いによる不調への対応をはじめ、愛犬の介護をどのようにしていいか分からない、精神的体力的に難しいと、困っている飼い主などに適切な介護の方法を伝え、飼い主も犬も共に快適に暮らせるようにアドバイスしている」と説明。「愛犬にも介護が必要になることを飼い主はなかなか受け入れられない。愛犬が元気なうちにもしものときへの対応を知っていれば、あわてずに済む」
当日は、犬の認知症や老化のサイン、寝たきりなった場合の対応や、犬の介護では何を行うのかなどを伝える。
寺井さんは「コロナで外出を控え、犬と共にに足腰が弱くなってしまった高齢者も多い。愛犬の介護は一人で抱え込むと飼い主の心身の負担が大きくなる。一緒に見守れる人が周りにいることを知ってもらえたら」と参加を呼びかける。
開催時間は13時~14時、参加無料。予約制(先着20人)。申し込みはドッグヘルパー One by Oneが電話(TEL 090-2404-4160)で受け付ける。