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逗子市で歩くことの習慣化目指す「てくtec逗子」 65歳以上対象に2年目

(左から)逗子市社会福祉課の渡澤公一さん、奥三千恵さん、細野翔太さん

(左から)逗子市社会福祉課の渡澤公一さん、奥三千恵さん、細野翔太さん

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 逗子市は歩くことを中心に運動の習慣化を促進する事業「てくtec(テク)逗子」を昨年に続き、8月から始める。現在、市内在住65歳以上の希望者を募っている。

参加者に身に着けてもらう活動量計

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 参加者は市から貸与される歩数やカロリー消費量が計測できる手のひらサイズの通信機器「活動量計」をポケットに入れるなど身に着ける。身に着けていれば、家の中を歩く歩数もカウントされる。

毎日のデータは自分のスマートフォンやパソコンに設定する「マイページ」に自動的に記録される。インターネット接続ができない参加者へも効果を波及するために、毎月全員へひと月ごとの日々の歩数や月の合計歩数、平均歩数などを掲載した「歩数記録証」を郵送する。

 逗子市社会福祉課の渡澤公一さんは「昨年は新型コロナウイルスの緊急事態宣言中での事業スタートだったため、機器の説明やカリキュラムの案内、歩くことの効果を学ぶ参加者セミナーが開催できなかった。今年は7月にできそうなので、昨年参加した人の成果なども説明して、モチベーションを高めることができると思う」と期待する。

 実施期間は昨年よりも1カ月長く、8月~12月。歩き方セミナーや史跡探訪ツアー、自然散策ツアーなども実施予定。定員は200人。「昨年は申し込み者が165人、実際に参加した人数は152人だった。歩くことで口腔機能が向上したという結果なども得られた。膝の痛みが心配だという参加者には膝に負担を与えない歩き方を伝える機会もある。歩行はもちろん運動が習慣になれば」と渡澤さん。

 希望者は逗子市役所社会福祉課の窓口で所定の申込用紙に記入して提出する。参加無料。受け付けは6月30日まで。

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