亀岡八幡宮前にある「おでん酒場『あっかんべー』」が3月27日、キッチンカー「おでん大學」の営業を学研逗子なぎさ教室駐車場（逗子市新宿3）で始める。

デザインを学んでいるスタッフが描いたイラスト

　今年でオープン10周年になる同店。店長の神戸悠太さんは「おでん屋台をやってみたいと思っていたところコロナ禍となり、店を開けられない分、助成金なども利用して早く実現できた。地域のみんなが携わって一緒に何かやりたいと思って、『大学』という名前にしたが、車のしつらえは商工会青年部の看板屋や建築屋の仲間たちが協力してくれた」と話す。

　3 月 27日に出店する理由は「逗子市議会議員選挙の投開票日だから」という。「アカモクなど地域の食材を使ったり、豆腐や練り物など地元の店とコラボしたりして、日頃から地域を盛り上げていきたいと考えているが、自分の住む町のことだから、選挙にも関心を持ってほしい」と神戸さん。

　3 月 27日は、「アカモクつみれ」「葉山牛のすじ」をはじめ、店で提供している10数種類のおでん、ひれ酒などを用意する。投票済証明書持参者を対象に、3種類の味が楽しめる串「ちび太」を無料で提供する。

　神戸さんは「お花見やイベントで貸し切り利用も歓迎。大学に学部があるように、例えば畑で農家さんとコラボした時は農学部になっておでんと畑のことをお客さんに学んでほしいと思っている。あっかんべーという店も大学の1学部。おでんを通していろいろなことを一緒に学んでいきたい」と笑顔を見せる。

　営業時間は11時～16時（無くなり次第終了）。