逗子・葉山の7つの寺「湘南七福神」でも1月1日からそれぞれの札所をご開帳する。
同七福神は、逗子の東昌寺(池子)が福禄寿、延命寺(逗子3)が弁財天、宗泰寺(桜山7)が大黒天、光照寺(沼間2)が寿老人、葉山では町最古の古刹、玉蔵院(一色)が恵比寿、仙光院(長柄)が毘沙門天、長運寺が布袋尊で、1973(昭和48)年に「相州七福神」として開設された。
事務局を担う長運寺の遠藤陽仁住職は、「新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、住職みんなで相談を重ね、密になることの多い御朱印帳への墨書きはやめ、貼付用紙に書いてお渡しすることにした。ほかにマスクの呼び掛けと消毒液を多めに設置する」と話す。
12月25日に色紙や笹飾り、干支の置物などを長運寺に受け取りに集まった各住職は「どんな人出になるか予想もつかない」「毎年、米軍住宅の外国人も多く巡っているが、来年はどうするだろう」と心配しながら、「三が日に限らず、ゆっくりと回っていただきたい。遠くまで初詣に出掛けていた方も今回は地元の寺で密を避けて」と呼び掛ける。
新しくカラーになった専用の開運色紙(1,300円)に朱印(各寺200円)を集めるほか、福笹に七福神(700円)のお姿(300円)を各寺で購入する楽しみも。朱印を押してもらうことは年中可能。
ご開帳は1月10日まで。8時~17時。