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逗子・葉山の30カ所で撮影 125人のチアリーダーが元気・勇気・笑顔を届ける

エンディングの撮影風景。葉山・森戸海岸で

エンディングの撮影風景。葉山・森戸海岸で

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 逗子・葉山を中心に活動するキッズチアリーディングスクール「Lino Keikies(リノケイキーズ)」が11月1日、スクール生による「元気・勇気・笑顔を届けるパプリカプロジェクト」のユーチューブの映像を公開した。

(左から)スクール代表の長野実生さん、葉山ドローンの福長真さん、インストラクターの野俣真由子さん

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 映像は3カ月をかけ、逗子・葉山の代表的なスポット30か所でスクール生数人ずつが、ラストシーンとなる森戸海岸では総勢125人が踊り、ドローンで撮影が行われた。

 2014(平成26)年にスクールを開校した代表の長野実生(みお)さんは「大会に出るためのテクニカルな面だけを教えるのではなく、地域のイベントへの参加や施設の訪問などの活動を通してもともとチアが持つ応援する精神を伝えてきた。コロナで活動がストップしてしまった間も何かできることはないかと生徒が撮った動画をつないでみた。プロに撮ってもらえればもっと多くの人に見てもらえると考え、『葉山ドローン』の福長真さんにお願いした」と話す。海岸で一度だけドローン撮影をお願いしたつもりだったが、福長さんは「伝説の映像を作ろう」と30カ所の企画を提案したという。

 撮影は葉山・逗子に住んでいる人の多くが知っている場所を選んだ。8月からほぼ毎週土曜・日曜を撮影日に当てたが、天気の悪い日が多く完成には3カ月を要したという。歌は、東京オリンピックの応援ソングということで「パプリカ」を選んだ。「約3分の曲なので、1カ所4秒しか使われないが、みんな何度も笑顔で踊ってくれた。たくさんの人に元気・勇気・笑顔を届けるという思いを理解してくれていた」と長野さん。

 幼稚園の頃からスクールに続けているという児童(小学5年)の一人は「春からみんなで練習することもできなかったし、イベントもなくなって寂しかった。このプロジェクトで久しぶりに友達と一緒に作り上げることができて楽しかった」と笑顔で振り返る。

 映像は、スクールのホームページやフェイスブックで配信する。

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