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逗子市が「逗子どこでも体操」動画とパンフ製作 分かりやすく覚えやすく

「身体を動かすきっかけになれば」と話す逗子市社会福祉課の渡澤公一さん

「身体を動かすきっかけになれば」と話す逗子市社会福祉課の渡澤公一さん

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 逗子市が10月1日、「逗子どこでも体操」の動画配信とパンフレット配布を始めた。

「逗子どこでも体操」のパンフレット

 コロナ禍の外出自粛に伴い、低下しがちな体力の維持向上に役立ててもらおうと市が企画した同体操。主に高齢期に能力が低下しがちな柔軟、筋力、バランス、口腔の4機能に効果的な体操で、イス1つでいつでもどこでもできる点が特長。1つの体操は5分~10分で、すべての体操をしても30分程度。時間や体力に合わせて選んだ体操だけもできるよう動画は体操ごとに分けて紹介も行う。

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 製作を担当した市社会福祉課の渡澤公一さんは「昨年末ごろから、高齢者などが集まった場所に体操を指導する講師がいなくても一人でできるようなパンフレットなどを作る計画をしていた。その後、コロナ禍で家に閉じこもりがちになり、足腰のフレイル(虚弱)予防が課題になった。そこで自宅で一人でもできる体操を神奈川県立保健福祉大学と逗子スポーツクラブ、地域包括支援センターと協働で制作した」と話す。

 体操の名前については、フレイルサポーターの市民からも意見を仰いだという。「英語ではなく、短く覚えやすいもの」との意見を参考に、「逗子」という地名を入れ、「いつでもどこでも体操」から「どこでも体操」と短くした。運動の名前も、臀(でん)部の筋力アップを「シリトレ」、ふくらはぎ回りの筋力アップを「すねトレ」「カフ(ふくらはぎ)トレ」など覚えやすいよう工夫をした。

 パンフレットは文字も動きの写真も大きく掲載するが、「高齢者用」とは記載していない。「外出自粛で体力低下が心配だがどんな運動をして良いか分からないという人は高齢者に多いが、年齢にこだわらず、デスク仕事の方などにも活用してもらえる。バスを待っている時など少しの時間でいつでもどこでも取り組んでほしい」と渡澤さん。

 同体操は身体の機能についての運動と共に、口回りの筋肉を動かし機能維持に焦点を当てた「健口(けんこう)体操」もセットになっている。動画では市民がモデルになって体操する。近日、DVDも提供する。

 パンフレットは、市社会福祉課、小坪と沼間のコミュニティーセンターに設置している。動画は市ホームページで配信する。市ホームページ検索フォーム「逗子どこでも体操」で確認できる。

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