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逗子のレコーディングスタジオで音楽生番組 カメラ7台で撮影

7台のカメラが撮る映像の切り換えをするスイッチャー。視聴は自由、投げ銭システム

7台のカメラが撮る映像の切り換えをするスイッチャー。視聴は自由、投げ銭システム

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 JR東逗子駅から徒歩6分ほどの住宅地にあるワイズ音楽出版(沼間1)が6月13日から、自社のレコーディングスタジオと機材を活用して音楽生番組「Y's music TV」のネット配信を始めた。

6月13日に生配信された東風平高根さんの番組のトップ画面

 ヤマハ(C7)セミコンサートグランドピアノを設置するプロ仕様のスタジオは音響機器もレコーディング用で、バリエーション豊富なマイクプリアンプなどプロ向けの機材がそろっている。

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 2018(平成30)年に同スタジオをオープンした社長の町屋雄三さんは「高音質高画像で、新感覚の音楽番組は昨年末から考えていた。今回のコロナによる自粛で通常の仕事がなくなり、今やらないといけないという使命感みたいなものが湧いて、一心不乱に準備を進めた。テスト配信も40~50回行った」と話す。

 インターネット回線を利用した配信で、テレビ番組同様に誰でも無料で視聴できる。視聴者は内容について価値を認め、応援したいと思えばネットで買い物をするように課金(1,000円~10万円)できる。「アーティストが無観客ライブを行ってそのチケットをファンが購入し、視聴するというシステムが多いが、誰でもが無料で視聴できることで音楽番組としてのファンを増やしていきたい」と町屋さん。

 初回の配信では7台のカメラのセッティング、画面の切り替え、エンジニアとの連携など最終リハーサル後、逗子在住のシンガー・ソングライター東風平高根さんのライブ本番が始まった。「大きなモニターもあり、カメラマンもいて、ライブ会場とは違う緊張感があった」と東風平さん。

 6月26日は松尾貴臣さん、27日はピアニスト高瀬啓伍さん、7月4日はフォークシンガー草野仁さん、7月5日には東風平さんのライブが国外に向けて配信予定。配信後、期間限定・有料で視聴できるシステムを準備している。

 新型コロナ感染予防対策も内閣官房発行の「業種ごとの感染拡大予防ガイドライン」に沿ってスタジオ内の常時換気、オゾン発生器の設置など行っている。町屋さんは「Y's music TVの仕組みを活かして生番組を持ちたい方のサポートもしていきたい。いろいろな可能性が広がっていくと思う」と話す。

 視聴はY's music TVのホームページやフェイスブック、ツイッターから可能。