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逗子にグランドピアノとアナログ音にこだわった録音スタジオ、音楽の町に

約10畳のレコーディングスタジオにはヤマハ(C7)セミコンサートグランドピアノを常備。町屋雄三社長の左手の扉の向こうは約1.5畳のボーカルレコーディング用ブース

約10畳のレコーディングスタジオにはヤマハ(C7)セミコンサートグランドピアノを常備。町屋雄三社長の左手の扉の向こうは約1.5畳のボーカルレコーディング用ブース

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 逗子葉山にはないプロ仕様のレコーディング・ピアノスタジオ「ワイズ・ミュージックファクトリー」(逗子市沼間1、TEL 046-897-0072)が10月22日、オープンした。場所は、JR東逗子駅から徒歩6分、逗子インターチェンジから車で3分の静かな住宅地。

リハーサルスタジオの隣にはレコーディングスタジオ。バリエーション豊富なマイクプリアンプなどプロフェッショナルな機材がそろっている

 スタジオを作ったワイズ音楽出版の社長、町屋雄三さんは元々アコースティックギターを弾くバックミュージシャン。7年前からは、同市内の別の地域に1ブースだがスタジオを持ち、アレンジャーの仕事もしていた。地域のイベントでも音響を手伝っていた。

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 町屋さんは「音楽業界の時代の流れの中で、実際に楽器を使わず、コンピューターを使って音を打ち込んでいくことがほとんどになってきた。アコースティックギターをやっていた私としては、だんだんこれは違うなと思い始め、人が演奏する楽器でクオリティーの高い音楽を作りたい、そしてリリースしたい、つまり世に出したいと思うようになり、『音楽出版』という会社名にして、『ミュージックファクトリー』というスタジオ名にした」と話す。

 スタジオの大きなこだわりはヤマハ(C7)セミコンサートグランドピアノ。浜松にあるヤマハ本店まで足を運んで購入した。全長2メートル20センチという大きさは弦も長く、音の幅が違う。町屋さんは「個人の家では大きさもそうだが、音も大きくてなかなか置けない。プロの音楽家はもちろん、ピアノの発表会に向けて練習したり、音楽教室単位で生徒さんのCDを作ったりもできる」といろいろな使い方を呼び掛ける。

 「逗子葉山は都心にも1時間という近さにあり、東京でレコーディングをしているプロのミュージシャンが実はたくさん潜んでいる。この設備があれば、そういうミュージシャンにも使ってもらえるし、プロが集えるスペースになればと願っている。音楽フェスもやりたいし、ここ東逗子が音楽の町になれば」と夢は広がる。

 スタジオ利用時間は10時~22時(ドラム演奏は21時まで)。JR逗子駅や京浜急行新逗子駅からの送迎もあり。宿泊も可能。

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