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逗子市広報大使に石原良純さん、三浦豪太さん、山田姉妹 魅力発信期待

10月12日に市庁舎の応接室で行われた委嘱式。(左から)三浦豪太さん、平井市長、山田姉妹の山田華さん、麗さん

10月12日に市庁舎の応接室で行われた委嘱式。(左から)三浦豪太さん、平井市長、山田姉妹の山田華さん、麗さん

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 逗子市は市の「広報大使」第1号としてプロスキーヤーで登山家の三浦豪太さん、タレントで気象予報士の石原良純さん、双子ソプラノデュオの山田姉妹さんの3組を任命した。市は11月1日発行の「広報」で報告する。

委嘱式に参加できなかったため、個別に委嘱状を手渡された石原良純さん(提供=逗子市役所)

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 新たに設定された「広報大使」は、逗子市のシティプロモーション事業の一つで、大使の役割はマスメディアやSNSを活用して逗子の魅力や情報を広く発信することに協力。市の認知度とイメージの向上を図ることを目的としている。

 逗子在住の三浦さんは「逗子と言えば海の魅力が大きくて、私自身も海で遊んだり散歩したりしているが、逗子に住むことを決めたのは三浦アルプス(逗子、葉山、横須賀の境界にある山稜地帯)と呼ばれる山の深さ。沢があってこんなに魅力的な山は東京近辺にない。父(三浦雄一郎)も逗子に遊びに来て、実は長柄の古墳辺りの山を歩いている」と話し、「近所にはアウトドアを楽しむ大人が多いので、大人同士で海遊び山遊びができる」と自然環境の魅力を明かす。

 逗子出身の石原良純さんは「生まれ育った逗子の家は3年前になくなったが、海と言えば逗子の海だし、お墓参りで必ず行く町。今年の夏はお墓参りの時に1度しか行かれなかったが1分だけ海に入った。10年後、20年後、その先でも、日本で一番魅力のある海辺の町といわれるようになってほしい」と思いを語る。

 逗子出身で逗子の実家にはよく帰るという山田姉妹の姉の華さんは「このようなすてきなお話をいただいてうれしい。悩み事があると逗子海岸に行き、体育座りをして海を眺めていた」と逗子には思い出が詰まっているとエピソードを披露し、妹の麗さんは「CDでカバーもしている『故郷』を歌う時、心を込めて歌えるのは逗子が大切な町だから。特に3番の歌詞(水は清きふるさと)で思い浮かぶのは逗子の海」と話す。

 委嘱式で平井竜一市長は「逗子は魅力な町と自負しているが、より多くの人にその魅力を伝えたいと思っている。大使を引き受けていただき、百人力だ」と大使に期待を寄せる。

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