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逗子のギャラリー室長が段ボールで「戦士」に 商店街に笑顔を

逗子銀座商店街に立つ「ダンボール戦士」

逗子銀座商店街に立つ「ダンボール戦士」

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 JR逗子駅から続く逗子銀座商店街にあるレンタルギャラリー「逗子銀座通りアートギャラリー カルティオ」(逗子市逗子5)の室長、山口豊さんが自作の段ボールのかぶり物をまとって歩く姿がSNSで話題になっている。かぶり物の名前もSNSに書き込まれた「ダンボール戦士」から拝借したという。

カルティオギャラリー室長の山口豊さんと戦士を構成する約20アイテム

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 ギャラリーを運営しているキングコーポレーションは、ギャラリーをPRするために山口さんと相談し、山口さんの趣味でもある工作をショーウインドーに展示している。当初は乳酸菌飲料の空き容器を使ったロボットや車などから始まり、昨年夏には、段ボールでエンジェルの羽を作った。肩にかけて写真を撮り、SNSに載せる人もいたという。

 「小さい頃から絵を描くことが好きで、小学生になるとプラモデルに熱中していた。このギャラリーが少し落ち着いてきたので子どもの頃の楽しみを再開。型紙がほしいと言われるが、設計図は私の頭の中にしかない。私の体形に合わせて作っている」と山口さん。背中のアイテムや武器なども今後増やす予定。

 「ダンボール戦士」作りのきっかけは2月にフェイスブックでつながった趣味のオフ会。山口さんは「最初は頭だけのつもりだった。その後、新型コロナの影響で商店街も元気がなくなりつつあったので、急いで全身のかぶり物に仕上げた。逗子に面白いことをやっているやつがいると少しでも明るい話題になってくれたら」と笑顔を見せる。「会社員として約30年、銀座通りで働いている。広すぎず狭すぎず、こぢんまりとして行き来しやすい商店街。コロナウイルスに負けず、みんなでがんばれたら」とも。

 同ギャラリーでは、写真立てなどを作る段ボール工作のワークショップを1回500円で行っている。個別に電話で予約。

 ギャラリーは2階建てで、展示会などレンタルは1日(9時~18時、日額5,500円・税別~)からできる。

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