食べる

逗子・葉山で初めての火鍋専門店 本場薬膳スープの味を伝えたい

火鍋専門店「金牛座重慶火鍋」の(左から)王涛さん、陳錦霞さん

火鍋専門店「金牛座重慶火鍋」の(左から)王涛さん、陳錦霞さん

  • 113

  •  

 火鍋専門店「金牛座(きんぎゅうざ)重慶火鍋」(逗子市逗子2、TEL 046-815-6936)が1月31日、JR逗子駅と京急新逗子駅の中間、新逗子通りにオープンした。

スープは4種類。専用の鍋で煮立たせて、具材を入れる

[広告]

 昨年11月に4周年を迎えた中国料理「海浜軒」(逗子市逗子6)のオーナーシェフ王涛(オウ トウ)さん、陳錦霞(チン キンカ)さんの2店舗目。陳さんは「日本でもここ2~3年、火鍋がはやっているみたいだが、逗子や葉山などこの周辺に火鍋の店がないので、私たちの故郷で昔から食べられている健康的な伝統料理を紹介したかった。中国では夏でもクーラーの下でこの熱々の鍋を食べる」と話す。

 「火鍋」は中国語で「火にかけて煮込みながら食べる鍋料理」という意味があり、その地域で手に入る肉や魚介類、野菜などを、だしが効いたスープに入れて煮込み、たれを付けて食べる。鍋が2つに仕切られていることが多く、豚骨や鶏などからだしを取った辛くない白湯(パイタン)スープと唐辛子や花椒(かしょう)などの香辛料をふんだんに入れた辛い麻辣(マーラー)スープの2種類の味を提供する。

 同店では、豚骨でだしを取った白湯スープと牛脂の麻辣スープのほかに肉を使っていない麻辣スープとキノコ類が数種類入った辛くない菌鍋スープの4種類(2種類=880円、4種類=1,280円)を用意。料金には、付けだれも含まれていて、ごまだれか黒酢をベースにして海鮮ソース、台湾のピり辛ソース炒茶醤(サーチャジャン)、麻辣醤、中国の発酵食材、腐乳ソースなどを好みで調合し、パクチーやネギ、ゴマ、ピーナツなどを添える。付けだれのコーナーに何度も行って味を変えて楽しむ人も多い。

 具材は48種類以上。葉山牛(80グラム=1,280円)、ラム肉(100グラム=880円)、豚肉(100グラム=680円)、鴨(かも)血、牛センマイ(以上1皿=800円)、手作りエビ団子(5個580円)、イカ、エビ、カキ(以上1皿=580円)、野菜は葉物からカボチャなど根菜類など、キクラゲ、春雨、うどんなど1皿200円台~500円台。棚に並ぶ野菜を取りに行くこともできる。

 火鍋食べ放題は2人以上からで、料金は1人2,980円。飲み放題は1,500円増し(2時間)。

 陳さんは「肉が食べられなかったり、辛い味が苦手だったりする子どもでも鍋の味を分けられるし、海鮮や野菜があって、家族や仲間みんなで健康にいい薬膳を味わってもらえる」と話す。「店の名前の金牛座はおうし座のこと。私がおうし座生まれということもあって、今後はおうし座の人はいつでも8%引きにするサービスも考えている。グループに1人でもおうし座がいればみんな8%引き」とも。

 2月15日までは、料理全品20%引きで、葉山牛を1皿無料で提供する。

 営業時間は11時~15時、17時~24時(土曜日曜=11時~24時)。座席は4人~6人掛けのボックス席が6つある。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース