「フットボール」をテーマに創作活動に取り組む葉山在住のアーティストJUNさんが12月7日、横浜F・マリノスとFC東京の試合が開催される日産スタジアム(横浜市)でミサンガ作りワークショップを行う。
JUNさんは「祖父も父もサッカーをやっていたため、小さいころからプロのサッカー選手を目指していた。選手にはなれなかったけれど、サーフィンフォトグラファーのU-SKEさんの個展に行った時に、写真で人を感動させることができると知り、大好きなサッカーとアートを融合させようと思った」と振り返る。「2011(平成23)年にサッカー王国ブラジルに行くことを宣言して、約2年間ブログを書き続け、実際にブラジルに行った。ブラジルではサッカーが暮らしに溶け込んでいる文化があった」とも。
現在は「サッカー」と「アート」を組み合わせたオリジナルジャンル「FOOTART(フットアート)」を掲げ、フットアーティストとして国内外で個展を開いている。テレビ番組「スーパーサッカー」への作品提供も行っている。
2013(平成25)年からカレンダーを製作し、7作品目。今年のテーマは「クラシック」。地元、葉山の海岸や公園をはじめ、茅ヶ崎、横須賀、横浜、神戸などで撮影している。「ドーハの悲劇など時代を刻んだ日やロナウドなどレジェンド的な選手の誕生日を記してある。写真集のようなカレンダーなのでインテリアとしても飾ってほしい」とJUNさん。
12月7日の試合はJリーグ最終節の首位直接対決。その会場(西ゲート前広場)で、JUNさんはトリコロールカラーのミサンガ作りを小学生向けに行う。開催時間は10時、11時、12時、13時の一日4回(45分間)。定員は各回11人。当日は9時45分からワークショップを行う FOOTARTテントで整理券を配布する。参加費1,000円。
カレンダーなどの作品の販売はホームページで確認できる。